まず14時から行われた新しい形式のQ1は、変わらず雨が降り続けるなか、気温17度、路面温度19度、湿度98%というコンディションでセッションがスタート。序盤の10分間は各車ともコース状況の確認やタイヤの温めなどに注力するなか、まずは7号車Studie BMW M4の荒聖治、45号車PONOS FERRARI 296のケイ・コッツォリーノ、2台のミシュランタイヤ装着車両がワン・ツーを築く。
やはり難しいコースコンディションなのか、セッション中には60号車Syntium LMcorsa GR Supra GT、11号車GAINER TANAX Z、96号車K-tunes RC F GT3、45号車PONOSが最終ビクトリーコーナーでスピンアウト。その後88号車VENTENY Lamborghini GT3もスピンを喫し、同じタイミングで『雨量が増えたため』赤旗が提示される。
またブリヂストンを履く52号車Green Brave GR Supra GT、65号車LEON PYRAMID AMGもポジションアップを果たすが、暫定トップの45号車PONOSには届かず。その後Q1はS字コーナーで9号車PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMGがストップしてしまったため赤旗が提示され、そのままセッション終了となった。
GT500のQ1をはさみ、GT300の予選Q2は15時13分から15番手以下のグリッドが決まる“ロワー15”がスタート。10分間のセッションでは1分59秒532というタイムを記録した20号車シェイドレーシング GR86 GTがトップとなった。2番手にmuta Racing GR86 GT、3番手に88号車VENTENYのランキング上位2台が続いている。