江口洋介と蒔田彩珠が出演する連続ドラマW「誰かがこの町で」に出演する新たなキャスト陣が発表され、メインビジュアルと本予告映像が解禁された。
江戸川乱歩賞作家・佐野広実の同名小説を連続ドラマ化した本作。新興住宅地を舞台に、住民たちの間に渦巻く「同調圧力」と「忖度」の恐怖を描いた社会派ミステリーだ。
江口洋介は約4年ぶりに連続ドラマに主演し、元政治家秘書で法律事務所調査員の真崎雄一を演じる。蒔田彩珠は、家族の失踪を追う少女・望月麻希役で出演する。
この度、真実を追う2人を取り巻く実力派キャストが一挙解禁。鶴田真由は真崎が務める法律事務所の所長・岩田喜久子役、でんでんは真崎たちが根城とする民宿の経営者・近藤利雄役で出演。
また、失踪前の麻希の家族が暮らしていた「福羽地区」の住民役として、宮川一朗太、尾美としのり、本田博太郎、大塚寧々、戸次重幸が決定。そして、麻希の失踪中の母・望月良子を玄理が演じる。
さらに、キャスト陣が総出演するメインビジュアルが解禁。一家失踪事件と幼児誘拐殺人事件という、未解決の2つの事件を内包しながら、“安全で安心な町”を謳う不気味な町・福羽地区。まさに「禁足地帯」とも言える町の中央には、まっすぐな目で真実を追うバディ・真崎と麻希の姿が。そしてそんな2人を、同調圧力にまみれた異常な住民たちと事件の関係者たちが取り囲んでいる。
また不穏な雰囲気漂う予告映像に加え、本作を演じきった江口・蒔田が見どころや撮影裏話を語る充実のインタビュー映像も公開。
映像内では江口が「フィクションだけど、実話であってもおかしくない。みんなそれぞれに心当たりがあると感じるのではないか」と、本作のテーマである“同調圧力”の恐ろしさについて語る場面や、「絶対に届けなきゃいけない、時間をかけて立ち向かわなくちゃいけないと思った」と、本作への思いを語るひと幕も。
また、江口のバディを演じた蒔田は、「お互いに影響しあって、心を開いたり閉ざしたりする」と2人の距離感を表現し、「親子でも相棒でも友達でもない2人の関係性が面白い」と本作の見どころを語っている。
連続ドラマW「誰かがこの町で」は12月8日より毎週日曜日22時〜WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送、第1話放送・配信後WOWOWオンデマンドにて全話一挙配信(全4話)。
(シネマカフェ編集部)