10月27日に投開票された衆院選は、人口に比例して議員定数が配分されておらず違憲などとして、三竿径彦弁護士らのグループが13日、東京都内の四つの小選挙区と比例代表の東京都選挙区について選挙無効を求める訴訟を東京高裁に起こした。
「1票の格差」を巡っては、升永英俊弁護士らのグループが先月28日、全ての小選挙区について選挙無効を求めて提訴。三竿弁護士らのグループも同日、広島県内の小選挙区について広島高裁に訴えを起こしていた。
三竿弁護士は提訴後に記者会見し、「国会議員一人一人は、同じ人口の選挙区から選ばれなければならないはずだ」と主張した。