11月上旬の東京・池袋。カラオケのチェーン店に入っていったのは吉高由里子(36)。22時ごろに入店し、日付が変わっても店を出てくることはなかったーー。
この日行われていたのは、NHK大河ドラマ『光る君へ』の打ち上げ。およそ1年半にわたる撮影が10月25日に終了し、その祝宴が開かれたのだった。
「コロナ禍を挟んだことから、大規模な打ち上げは’19年の『いだてん』以来。メインキャストだけでなく、スタッフ、出演シーンがわずかなキャストも呼ばれ、招待客は数百人にも上りました。
子役もいたので、15時半という早めの時間帯から一次会がスタート。都内の高級ホテルの一角で行われました」(芸能関係者)
主人公・まひろを演じた吉高は重圧から解放されたのか、黒髪からキラキラと輝く金髪へと変貌!
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「撮影中は毎日のように顔を合わせていたはずですが、打ち上げはクランクアップから1週間半ほど空きました。気恥ずかしかったのか、吉高さんは序盤はもじもじしていました。
ただ、挨拶は座長らしく堂々としていましたよ。『柄本佑くんをはじめ、たくさんの共演者、スタッフの皆さんに助けられて無事に終わることができました』と感慨深そうに話していました」(テレビ局関係者)
まひろの相手役・藤原道長を演じた柄本佑(37)は丸刈り姿で現れた。
「道長を演じるにあたり、柄本さんは地毛でまげを結うために髪を伸ばし続けていました。吉高さんより長髪だった時期もあったそうです。
しかし、物語終盤の道長に合わせてさっぱりと丸刈りに! 打ち上げで柄本さんは『こんな頭になっちゃいました(笑)』とおどけていました。“まげも丸刈りも地毛で!”という役者魂に周囲も非常に感心していて、柄本さんの頭を撫でる人もいました」(前出・テレビ局関係者)
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さらに、道長の父・藤原兼家役の段田安則(67)も打ち上げに参加。
「兼家は、一族の繁栄のために花山天皇(本郷奏多)を退位させて、自身の孫である一条天皇(塩野瑛久)を即位させるという“寛和の変”を引き起こした人物。『光る君へ』でも悪役として描かれました」(前出・テレビ局関係者)
4月に紫綬褒章を受章した段田。その翌月には天皇陛下から直接おことばを受ける機会があったというが……。
「打ち上げで段田さんが語ったところによると、段田さんは陛下から『大河ドラマを見てますよ』と声をかけられたそう。それに対し段田さんは『ご先祖様に悪いことをしてすみません』と返答したというのです。思わぬエピソードに打ち上げ会場でも笑いが起きていました」(前出・芸能関係者)
一次会の終盤にやってきたのは、藤原道綱役の上地雄輔(45)。
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「上地さんは酔っていたのか、ハイテンションでした。『盛り上がってるかー!?』『みんな飲んでるー?』と大きな声で話しかけていました(笑)」(前出・芸能関係者)
会は盛り上がるばかりで、場所を移して二次会、さらには三次会まで続いたという。
「二次会のレストランも一次会と同じく豪華な会場でしたが、三次会が行われたのはなんとカラオケのチェーン店。ごく庶民的な店でしたが、みんなで盛り上がれる場所が好きな吉高さんの意向だったのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)
一次会では共演者・スタッフとの再会に照れていた吉高だが、徐々に気持ちが高まってきたようだ。
「吉高さんのほかには、宋の見習い医師・周明を演じた松下洸平さん(37)も三次会に参加していたと聞いています。吉高さんはカラオケではよくABBAや森田童子の曲を歌うそう。松下さんは歌手活動もしているので、一緒に歌ったかもしれません。
スタッフの参加者も多かったようですよ。吉高さんは撮影現場でいつも明るい雰囲気を作っていましたし、彼女を慕うスタッフは少なくないですからね」(制作関係者)
酒好き・カラオケ好きの吉高。ヒロインを務めた朝ドラ『花子とアン』(’14年)の打ち上げでは飲食店とカラオケ店をハシゴして12時間飲み続けたと本誌は報じている。
さらに’19年に主演を務めたドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の打ち上げでも午前4時まで飲んでいたと本誌は報じているが、今回は……?
「“自分が体調を崩すわけにはいかない”と、吉高さんは大河ドラマの撮影期間は感染症対策のため、飲み歩きを封印していました。長い“宅飲み生活”から解放され、打ち上げでは羽目を外したかったのではないでしょうか。
結局、カラオケ店を出たのは朝4時半だったと聞いています」(前出・制作関係者)
一次会からなんと13時間ブチ抜きの吉高の打ち上げ。“光る金髪”とともに、彼女の大河ドラマは締めくくられた――。
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