松本若菜が主人公を演じる「わたしの宝物」の5話が11月14日に放送。娘のハーフバースデーを複雑な心境で祝う宏樹の涙に「ボロ泣き」「嗚咽してしまいました」などの声が上がっている。
本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で仕事のストレスを抱え美羽に当たっていた神崎宏樹を田中圭、美羽の親友・真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染でアフリカで死亡したと思われていた冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で亡くなった下原健太を持田将史、同じく同僚で冬月に思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
美羽(松本若菜)は、いつも自分を助けてくれた冬月(深澤辰哉)が、大切な人たちを守れなかったことに傷つき涙を流す姿に、寄り添おうと手を伸ばす。そのぬくもりを感じた冬月は、思わず美羽を抱きしめてしまう。そして、優しく抱擁しあうふたりの姿を、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)が目撃していた。
冬月に別れを告げ帰宅した美羽は、自分を「おかえり」と温かく迎えてくれる夫・神崎宏樹(田中圭)を見て、娘の栞と3人のこの場所を大切にしなければと再認識する。そんな中、ふたりが不倫関係にあるのではと疑う真琴は、一時退院中の美羽の母・夏野かずみ(多岐川裕美)の希望で美羽の家で行われた食事会に訪れる。そこには美羽と宏樹の絵に描いたような幸せな家庭があり、離婚をしている真琴はその状況をみて羨ましさと複雑な気持ちが募る。
一方、冬月は亡くなった同僚・下原健太 (持田将史)がよく通っていた児童養護施設を訪れ、そこで下原の弟・隼人(西垣匠)に会う。冬月の人柄に触れ、隼人は少しずつ心を解していく。
そんな中、真琴は美羽をランチに誘い、美羽の目をまっすぐ見て「私、美羽さんのこと信じてますから…ちゃんと話してくれるって―」と伝え――というのが5話の展開。
「自分の中で迷ってたことがあったんだけど、もう大丈夫だから」という美羽を、真琴は深追いする。しかし、美羽の答えは真琴が望んでいたものとは違っていた。そこで真琴は、美羽を自分のカフェで雇い、そこに商品について相談があると言って冬月を呼び出し「もしかして冬月さんって不倫したことあります?」と聞くのだった。
わざとふたりを対面させ、冬月に栞を抱っこさせようとする真琴にSNSでは「真琴、人の赤ちゃんを勝手に別の人に抱っこさせようとするのやばすぎ」や「あまり登場人物のこと悪くいいたくないんだけど。親の許可なく他人に抱っこさせるのはマジでないぞ。“なんでですか?“じゃないのよ真琴。あなたも人の親ならわかるでしょう。しかもそれが自分の“勘“を確かめようとするためなんて。2度と“親友“なんていわないでほしい」などの声が。
その後、真琴は宏樹を呼び出し、ずっと宏樹のことが好きだったと告白。さらに、美羽が宏樹を裏切って不倫していると告げ、栞が宏樹の子どもではないと言うのだった。マスター(北村一輝)から白黒はっきりさせない方が良いと言われた宏樹だが、どうしても気になりDNA鑑定をしてしまう。
全てを知った宏樹がハーフバースデーのお祝いで写真撮影をしながら涙を流す姿に「宏樹が豹変してダーク宏樹に戻るのかと思って見るのが怖かったんだけど、ハーフバースデーのシーンでわたしもボロ泣き」や「ハーフバースデーの記念撮影...テレビの前で私も嗚咽してしまいました」、「宏樹は自分が酷い夫だったことを自覚してるから、美羽を責められずその後もいいパパを頑張って続けて、ハーフバースデーも一緒にお祝いして写真を撮る時に「俺は本当の父じゃない」、その気持ちが溢れちゃったんだね…最後、まさかの展開で震えた」などの声が上がっている。
【第6話あらすじ】
真琴(恒松祐里)の言葉がきっかけで疑心暗鬼になり、DNA鑑定で真実を知ってしまった宏樹(田中圭)。美羽(松本若菜)は突然姿を消した宏樹と娘の栞を必死で探す。
その頃、冬月(深澤辰哉)は莉紗(さとうほなみ)の自分に対する想いを知り、真剣に考えることを決めていた。
栞を連れて海を訪れた宏樹は、ふと入ったカフェで出会った夫婦の「パパ」という言葉に、自分が本当の父親ではないことを痛感する。
そんな中、美羽から宏樹が栞を連れて失踪したことを聞いた真琴は、団地の公園で美羽と冬月を見たと話し、宏樹に話したのは自分だと告白。そして、宏樹と栞に何かあったら美羽のせいだと言い放ち、出て行ってしまうのだった。
美羽は必死でふたりの無事を祈る中、宏樹の書斎でDNA鑑定書を見つけてしまう。そしてその頃、宏樹は栞を抱えて、希望のない眼差しで海の中に向かって一歩ずつ踏み出していた――。
「わたしの宝物」は毎週木曜22時〜フジテレビ系にて放送中。
(シネマカフェ編集部)