広瀬すず×木戸大聖×岡田将生共演『ゆきてかへらぬ』追加キャスト7名解禁 トータス松本、草刈民代、柄本佑ら出演!

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2024年11月15日 12:11  クランクイン!

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映画『ゆきてかへらぬ』に出演する(上段左から)田中俊介、トータス松本、瀧内公美、草刈民代(下段左から)カトウシンスケ、藤間爽子、柄本佑 (C)2025 「ゆきてかへらぬ」製作委員会
 広瀬すず、木戸大聖、岡田将生が共演する映画『ゆきてかへらぬ』の追加キャストとして、田中俊介、トータス松本、瀧内公美、草刈民代、カトウシンスケ、藤間爽子、柄本佑の出演が発表された。

【写真】広瀬すず×木戸大聖×岡田将生『ゆきてかへらぬ』大正モダンなティザービジュアル

 本作は、「文化の百花繚乱(りょうらん)」が咲き誇る大正時代を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。

 脚本は『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造が40年以上前に書いたもので、多くの監督たちが映画化を熱望しながら長い間実現することができなかった幻の脚本。この脚本に焦がれ続けていた根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、美しい時代を火花散らすように駆ける3人の男女を広瀬すず、木戸大聖、そして岡田将生が演じる。

 京都。まだ芽の出ない女優、長谷川泰子(広瀬)は、まだ学生だった中原中也(木戸)と出会った。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張るふたりは、互いに引かれ、一緒に暮らし始める。価値観は違う。けれども、相手を尊重できる気っ風のよさが共通していた。

 東京。泰子と中也が引っ越した家を、小林秀雄(岡田)がふいに訪れる。中也の詩人としての才能を誰よりも知る男。そして、中也も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っていた。男たちの仲むつまじい様子を目の当たりにして、泰子は複雑な気持ちになる。才気あふれるクリエイターたちにどこか置いてけぼりにされたようなさみしさ。

 しかし、泰子と出会ってしまった小林もまた彼女の魅力に気づく。本物を求める評論家は新進女優にも本物を見いだした。そして、複雑でシンプルな関係が始まる。重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。それはアーティストたちの青春でもあった−。

 このたび解禁となったのは、3人の壮絶な愛と青春の物語を彩る重要な登場人物を演じた総勢7名のキャスト。

 中原中也(木戸大聖)の数少ない友人のひとりで詩人・画家としても活躍した富永太郎役に田中俊介。長谷川泰子(広瀬すず)のつらい過去を知る謎の男・鷹野叔役にウルフルズのボーカリスト・トータス松本。泰子の母・長谷川イシ役に瀧内公美。泰子が出入りする撮影所のスター女優役に草刈民代。小林秀雄(岡田将生)の友人で大学に勤める辰野教授役にカトウシンスケ。のちに中也の妻となる女性・中原孝子役に藤間爽子。泰子が東京で出会う勤め人役を柄本佑が演じる。

 根岸監督はキャスティングについて、「『ゆきてかへらぬ』は中原中也、長谷川泰子、小林秀雄の三人の静かに燃えるトライアングルの世界です。その三角形に手を浸すことも足を踏み入れることも、共演者としては冷静な勇気がいるでしょう。今回共演してくれた皆さんは、卓越な演技と近づいてはいけない距離感を見事に測りながら映画を支えてくれました。そしてその場にそれぞれの強い個性をしっかり残してくれたことに驚き感謝しています」とコメントを寄せている。

 映画『ゆきてかへらぬ』は、2025年2月21日より全国公開。
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