コラピントの2025年のF1参戦に向け「ウイリアムズは最善の体制を探っている」とマネージメント会社が言及

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2024年11月15日 18:10  AUTOSPORT web

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2024年F1第21戦サンパウロGP FIA会見 フランコ・コラピント(ウイリアムズ)
 フランコ・コラピントのF1における短期的な将来は明るいとみられている。彼の行き先が不透明であるにもかかわらず、コラピントのマネージャーは2025年の見通しに圧倒的な自信を表明している。

 コラピントはウイリアムズで目覚ましい活躍を見せて注目を浴びており、レッドブルやアルピーヌなどいくつかの有力チームも関心を示している。しかし、21歳のコラピントは複雑な状況を切り抜けようとしているところだ。ウイリアムズは、2025年にアレクサンダー・アルボンと新たにカルロス・サインツを起用することを確約しており、コラピントはグローブを拠点とするチームのラインアップから外れることになる。

 しかしチーム代表のジェームズ・ボウルズは、できればライバルチームとローン契約を交わして2025年もコラピントをチームに残したいと強く望んでいる。しかしこれまでのところ、ボウルズはそうした方向で合意をまとめることに成功していない。

 コラピントの利益を管理する『Bullet Sports Management』社のコマーシャルディレクターを務めるマリア・カタリニューは、コラピントが2025年にグリッドに復帰する可能性は計り知れないと述べている。カタリニューは、『Campeones TV』から依頼人であるコラピントの勝算を10段階で評価するよう求められ、次のように答えた。

「20です! 多くの人たちが何かを実現しようと強い意志を注いだら、それが実現するのは当然だと思います」

 カタリニューのコメントは、コラピントに対する支持が高まっており、パドック全体で彼の才能が広く認められていることを反映している。

「確かなのは、今私たちはウイリアムズと一緒にいること、今もウイリアムズにいるということです」

「みなさんもご存知のとおり、フランコが2025年もF1に参戦し続ける強い意志を持っていることは周知の事実です」

 先週、ウイリアムズがコラピントの獲得についてレッドブルと合意に達したとのうわさが浮上した。また、コラピントがウイリアムズに残る代わりに、レッドブルがサインツをウイリアムズから引き抜くというゴシップも流れ、うわさは倍増した。しかしカタリニューは、コラピントは新しいチームと契約していないと主張し、「何の契約もしておらず、何も発表できません」と明言した。

「私たちはウイリアムズに残りたいと考えていますが、彼らはすでに契約を結んでいます」

「そのためウイリアムズは、双方にとって最良のやり方でフランコをF1に留めるための、ベストな体制を模索しているところです」

 カタリニューはウイリアムズとの強力な関係を強調し、コラピントのF1での将来を確実なものにするというチームのコミットメントを強調した。

「彼らは素晴らしいチームで、私たちは家族のように感じています」

「ウイリアムズの成績は向上しています。彼らの意図は、フランコにとって将来的に最善の契約を模索することにあると、私は理解しています」

「ウイリアムズはフランコがF1に留まる資格があることを最初に理解したチームのひとつですし、それを実現しようとしています」

 2025年のグリッドのピースがそろうにつれ、F1ファンはコラピントの将来についての発表を心待ちにしている。彼がウイリアムズに残るか、他のチームに移籍するかにかかわらず、グリッド上の彼の存在は、来たるシーズンに間違いなく興奮と関心を引き起こすことなるだろう。

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