Text by CINRA編集部
フリーBGM協会が業務利用以外でコンテンツ制作を行なうすべてのクリエイターに対して「フリーBGMデータベース」の無償提供を開始した。
6月より教育機関、業務においてフリーBGMの利用が見込まれる放送業界関係者や、映像制作会社、ゲーム制作者に対して提供されている「フリーBGMデータベース」は、フリーBGM協会の活動に賛同したフリーBGM作曲家が作曲した19831曲のフリーBGMについて、曲調や利用楽器の検索に加え、放送、配信、広告、ゲームなどでの利用可否、クレジット表記の要否、商用利用の可否など、フリーBGM作曲家が個別に設けた利用条件を一括で確認できる無償サービス。
個々のフリーBGM作曲家が公開している利用条件を共通のフォーマット上で確認できることで、さまざまなクリエイティブの現場でフリーBGMの選曲と利用条件の確認をシームレスに行なうことが可能となり、フリーBGMの利用者が個別に行なう必要があった利用条件の確認が簡易化されること、フリーBGM利用後のトラブルの予防が期待できるという。
「フリーBGMデータベース」には「過去の閲覧履歴」「お気に入り楽曲リスト」機能を搭載。また「明るい」「懐かしい」「chill」など20種類の「イメージ・雰囲気」から楽曲検索できるほか、「アコースティックピアノ」「民族楽器」など楽曲で使用される14種類の「楽器」や、「トーク系」「料理・工作」など9種類の動画制作者の「用途」での検索も可能とのこと。利用には登録が必要となる。