3日(火)は、昼間は暖かく、東京都心では最高気温が19℃と、ひと月前の陽気でしょう。ただ7日(土)頃は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」らしく、大雪をもたらすような寒気が南下、札幌は今季初の「真冬日」で、東京でも真冬並みの体感になりそうです。来週は、全国的に師走らしい気温の日が続きますので、寒さ対策を心がけてください。
●3日(火)以降 関東から九州では 昼間はポカポカ
12月に入りましたが、2日(月)の日中は、全国的にこの時期にしては気温が高くなりました。最高気温は、東京都心では16.8℃と11月中旬並み。日本海側でも暖かくなり、金沢は17.4℃、福岡では19.8℃と、共に11月上旬並みでした。
3日(火)も、関東から九州は晴れて、最高気温が18℃前後まで上がるでしょう。昼間は日差しの暖かさを感じられそうです。東京は19℃と、11月上旬並みの陽気でしょう。昼間はコートなしでも過ごせるくらいですが、朝晩は、しっかり暖かくしてお過ごしください。
一方、新潟や札幌では2日(月)ほど気温が上がらず、雨の降る時間もありそうです。雨に濡れて、体を冷やさないよう、お気をつけください。
4日(水)以降の最高気温は、関東から西では、連日15℃前後でポカポカ陽気でしょう。新潟や仙台は10℃くらい、札幌では2℃〜3℃くらいの日が続く予想です。
●7日(土)二十四節気の「大雪」 暦通り寒気南下
次に、強い寒気が南下するのは、7日(土)頃でしょう。
7日(土)は二十四節気の「大雪」で、暦の上では平地でも雪が積もるころです。この暦に合わせるかのように、強い寒気が南下する予想です。
札幌では、最高気温が氷点下1℃と、今シーズン初めて「真冬日(最高気温0℃未満)」になりそうです。寒さだけでなく、北・東⽇本の⽇本海側を中⼼に荒れた天気となり、降雪量が多くなるおそれもあります。お出かけの際は、最新の予報を確認して、雪対策を心がけてください。
関東から西でも、最高気温は10℃を少し超えるくらいで、北風の冷たさも加わるため、体感温度は真冬のようでしょう。昼間も、しっかり着込んで、マフラーなどで冷たい北風から首元を守ってください。
|
|
●来週 全国的に師走らしい寒さ
そして、来週は「冬らしい天気」と「冬らしい気温」の日が続くでしょう。日本海側では、連日のように雪や雨。太平洋側では、晴れて空気の乾燥する日が続きそうです。
札幌では、最高気温は0℃くらいの日が続く予想です。特に、13日(金)〜15日(日)は、朝晩の冷え込みが強まり、最低気温は氷点下6℃くらいと、平年だとお正月の頃の気温でしょう。
仙台や新潟でも、13日(金)は、雪が降るような寒さになりそうです。昼間もしっかりとした防寒対策が必要です。
関東から九州では、最高気温は13℃前後、最低気温は5℃前後の日が続くでしょう。東京の値で見ると、平年のこの時期の最高気温は12℃くらい、最低気温は4℃くらいなので、この時期らしい寒さが続くことが予想されます。
クリスマスなど、年末のイベントの前に、寒さで体調を崩さないよう、十分お気をつけください。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 一般財団法人日本気象協会 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。