京都のペンギン51羽「源氏物語より複雑」な相関図披露 破局→ぽっちゃりメスとの間に「わかさま」誕生

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2024年12月02日 17:43  ORICON NEWS

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京都水族館ペンギン、2023年生まれ「うしわか」
 京都水族館(京都市下京区)は2日、同館で飼育するペンギン51羽の個性や関係性をまとめた「京都ペンギン相関図2025」を公表した。交友関係やカップルの変遷など、毎年話題の相関図の最新版。4日から館内などに展示する。

【画像】複雑すぎる…京都ペンギン相関図2024→2025

 「ペンギン相関図」は、人間と同様に個性や社会性を持つペンギンの生態や、年々変わるペンギン同士や飼育スタッフたちとの多様な関係性を知ってほしいとの思いから、2018年に制作を開始し、毎年情報を更新。7回目のアップデートとなる。

 京都水族館で暮らす51羽のケープペンギンの行動を飼育スタッフが日々観察して把握した、それぞれの個性や関係を大型パネルで展示。親子や兄弟のつながりといった家系図にとどまらず、見た目や性格、プールの好き嫌いなど各個体の紹介のほか、交友関係やカップルの変遷、飼育スタッフも加わったペンギンたちの関係も分かりやすく表現。

 あまりにも入り組んだ相関図とあって、「源氏物語より複雑」「ペンギンの世界も深い」「ずっと見ていられる」など、その多様な関係性に毎年SNSに多くの感想が寄せられてきた。

 今年は、1歳からずっと一緒の仲良し夫婦「しじょう(四条通り)」と「あね(姉小路通り)」がまさかの破局を迎え、「しじょう」には新たに「ちえ(智恵光院通り)」との間に息子「うしわか(牛若通り)」が誕生した。その他のカップルや夫婦を含めた注目の四つの三角関係を「恋の迷宮(トライアングル)」と表現した。

 また、羽についたカラーバンドの色で個体識別ができるウェブコンテンツ「ぺんたごん」は、個々のペンギン紹介を最新情報にアップデート。相関図と照らし合わせて利用することで、より一層楽しくペンギンたちを観察できる。

 相関図の公開を記念し、京都水族館では、寒い冬にぴったりな、ぴりっとしたスパイシーな味わいであたたまるドリンク「ぷかぷか☆ペンギン親子のチャイティー」も登場する。

■「京都ペンギン相関図2025」の見どころ
(1)三角関係が大量発生!
「しじょう」「あね」「ちえ」の三角関係
「しじょう」と「あね」の幼なじみ夫婦がまさかの破局。「あね」との争いに勝利し、「しじょう」と新たに夫婦になったのは、ぽっちゃりの「ちえ」。2羽の間には息子「うしわか」も誕生し、「しじょう」のイクメンぶりが注目を集めた。他のカップルや夫婦も含めた、4つの三角関係「恋の迷宮(トライアングル)」に注目。

(2)2023年生まれの「ビックベビー」が相関図に初登場
2024年12月3日に1歳を迎える「うしわか」が相関図に仲間入り。「うしわか」は既に大人顔負けの貫禄があり、スタッフやお客さまから「わかさま」と呼ばれる人気者。落ち着きある姿の半面、1年早く生まれた「さい(佐井通り)」とプールでけんかをする一面も持ち合わせるす。これから他のペンギンとどのような関係に発展していくのか。

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