ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)のアトラクション「JAWS」が、このほどバイオ燃料で運行開始した。11月22日にエコなボートとして再出航となった。
【写真】貴重…USJレストランの廃食油を再生→JAWSボートに給油の様子 USJの新CSRスローガン「LOVE HAS NOLIMIT」で目指す、子どもたちの笑顔あふれる未来づくりを推進する一環として、パーク内のレストランで使用したポテトの揚げ油などの廃食油から生成されたバイオディーゼル燃料混合軽油をボートエンジン燃料に採用。
「JAWS」は、2001年のUSJ開業以来から健在のアトラクション。映画『ジョーズ』の海を舞台にした、巨大人喰いザメに襲われる恐怖のボートツアーが魅力。これが、再生利用エネルギーを使ったエコなボートに生まれ変わった。パーク初の取り組みとなる。
USJによると、パーク内のレストラン(28施設)で利用される食用油は年間約 189トンにのぼる。「JAWS」で使用する燃料は年間約8000リットルで、CO2削減量は年間約17トンと換算。これは、杉の木1976本が1年間に吸収するCO2量に相当するという
また、USJは同日に「LOVE HAS NO LIMITチャリティグッズ」の売上寄付目録の贈呈式も開催。印象的なハートデザインなどで計11種まで増えたチャリティTシャツは、11月20日時点で2700枚超を販売。同売上の2割など、あわせて約400万円を大阪府「子ども輝く未来基金」に寄付した。
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JAWS TM & (C) Universal Studios.
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