「カウンターで横並びになって、お2人で楽しそうに話していましたよ」(目撃客)
1月中旬の夜、都内の居酒屋から出てきたのは伊藤沙莉(30)と脚本家で恋人の蓬莱竜太(48)だった。しばらく歩くと自然に腕を組み、近くのコンビニまで2人で入っていった――。
伊藤といえば今年、NHK連続テレビ小説『虎に翼』でヒロイン・寅子を演じた。
「日本初の女性弁護士&裁判官・三淵嘉子さんをモデルとした寅子役を好演し、高視聴率を記録しました。特に若い女性から支持を集めたことで、若返りを図りたい『紅白歌合戦』の司会に抜擢されたのです」(制作関係者)
司会起用発表時に伊藤は、
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《まさか本当に現実になるとは想像もつかず、未だに不思議な気持ちでおります》
《私は司会というお仕事は全く経験がなく、何ができるか自分でも大変未知数ではございますが、紅白歌合戦司会の先輩方を見てとにかくできることを精一杯頑張りたいです》
とコメントしていた。もはや“国民的女優”となった彼女だが、冒頭の飲食店では変装することもなく、堂々としていた。
「もともと蓬莱さんとの交際が明らかになったのは、’22年4月に『FRIDAY』で“スクープ!18歳差愛”として報じられた熱愛記事でした。’21年6月に蓬莱さんが原作と演出を手掛けた舞台『首切り王子と愚かな女』で伊藤さんがヒロインを務めたことが縁で、交際に発展したそうです。伊藤さんはスクープ直後に、SNSで《温かく見守っていただけると幸いです》とあっさりと交際を認めました」
そう語るのは、スポーツ紙記者。
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「ところが、2人の交際発覚直後に、一部で蓬莱さんが“別の女優と二股交際しているのでは”という疑惑が伝えられました。伊藤さんはその際も、自らのSNSで、相手の女性について《私はお2人が友人なのは知っています》と投稿。《何より蓬莱竜太さんを知っています。信じているというのではなく、知っています》と言い切って、ファンから称賛を受けていました。こうした騒動も乗り越え、伊藤さんと蓬莱さんの交際は順調だと聞いています」
■恋人の愛息が演出する舞台を鑑賞に
伊藤の知人はこう証言する。
「2人はすでに同居しており、交際期間はもう3年以上におよぶでしょう。実は蓬莱さんと交際する前、伊藤さんは幼なじみと付き合っていました。約7年の交際で、一時は結婚を考えたこともあったようですが、“タイミングが合わなかった”と話していました。以前は“同業者との交際は考えていない”と公言していましたが、幼なじみの彼と別れたことで、恋人への考え方が変わったのかもしれませんね」
そんななか、彼女と親しい仲間たちには今年“結婚ラッシュ”が訪れていた。
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「彼女の大親友・松岡茉優さんは6月にHey! Say! JUMPの有岡大貴さんと結婚しました。
また、『虎に翼』で寅子の再婚相手として共演した岡田将生さんも11月に高畑充希さんと電撃婚しています」(前出・スポーツ紙記者)
だが、伊藤が結婚を急いでいる気配はまったくないという。
「蓬莱さんはバツイチで、前の奥さんとの間に息子・一斗さんがいます。今年の5月、蓬莱さんが所属する劇団が、一斗さんも別の劇団に所属する役者・劇作家だと明らかにしていました。伊藤さんより3歳年下だと聞いています」(前出・知人)
伊藤は以前、テレビ番組などで、2歳のとき、バブル崩壊のあおりを受け、実父の会社は倒産。両親は離婚し、実父が蒸発したことで一家離散を経験するなど、複雑な家庭環境で育ったことを自ら明かしていた。そのため近年のインタビューでは、“家族の温もり”が何よりも大事だと力説している。
《私の原動力は確実に家族です。(略)家族が喜ぶことがしたいという思いが強く、仕事を頑張れるのも、家族とおいしいものを食べたいとか、そういう小さいことが力になっているのかなと》(「マイナビニュース」’22年7月29日配信)
幼少期の苦い記憶のためか、“家族の温もり”に対しては、強い思い入れがあるようだ。 実は伊藤は昨秋、蓬莱とともに彼の息子が演出する舞台を見にいっていたとも報じられた。
「上演後、伊藤さんは蓬莱さんとともに一斗さんに会って、笑顔で言葉を交わしていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)
すでに“息子公認”の仲のようだが、前出の知人は言う。
「蓬莱さんと結婚すれば、一斗さんは“義息”となります。伊藤さんは一斗さんとほぼ同世代ということもあり、家族になることで今の良好な関係が変わってしまうのではないか……と、慎重になっているのかもしれませんね」
今はまだ結婚に踏み切れない複雑な胸中のようなのだ。伊藤はかつてラジオ番組で、理想のパートナーについてこう語っていた。
「とりあえず(笑いの)ツボが一緒じゃないと絶対に無理です。興味がわけばいいんだけれど、『なんでそんなことで笑ってんの?』とか言われちゃうと、『えっ、楽しいから笑ってるんですけど、何か?』みたいになっちゃうから、そういうケンカ腰を引き出さない人がいい。あとはすごく大人な人がいい。さりげなく面白い人が好きです」(ラジオ番組『saireek channel』’18年12月8日配信)
笑い合えて大人な人――。冒頭の飲食店での様子からも、彼女にとって今の恋人は“理想のパートナー”であることは間違いない。
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