俳優の須藤理彩さんが12月2日にInstagramを更新。亡き夫であるロックバンド「BOOM BOOM SATELLITES」のボーカル・川島道行さんとの間に生まれた長女が薬学部に合格したことを伝えました。
●闘病中の父を見て「病気を治す人」を目指すように
脳腫瘍のため47歳の若さで亡くなった川島さん。ベースの中野雅之さんとともに1990年にBOOM BOOM SATELLITESを結成し、1997年にデビューするも、同年に最初の脳腫瘍摘出手術を受けることに。その後も再発と手術を繰り返し、2015年11月にライブ活動を休止。2016年10月9日、多くの人に惜しまれながらこの世を去りました。
長女は病と闘う父親の姿を見て薬学の道を考えるように。「子供ながらに、パパの病気の大変さや深刻さと向き合っていく中で、いつからか『病気を治す人になるー!』と言っていました」(須藤さん)。
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●願書に書かれた決意
見せてくれたという願書には、「当時父の病気に対して、治療の選択肢が少なかった。だからどの様に病気が発症するのかを研究し学び、効果的な治療薬を患者さんに提供出来る薬剤師になりたい。そして、それを見守る家族にも寄り添える薬剤師になりたい」と書かれていたとのこと。
須藤さんは、「夢を叶えるまで、皆様のお役に立つまで、まだまだ学びの途中ではありますが、まずはひとつ階段を登ったこと、本当に良く頑張ったと親バカながら褒めてあげたいです」「いつも見守って下さる方々へ、、、感謝を込めてのご報告でした」と伝えました。
●ファンからは祝福と熱いエール
Instagramには、ありし日の川島さんに肩車されて笑顔を浮かべる長女の写真も。報告を聞いたファンからは、合格を祝うコメントや「しっかりと自分の考えを持って、そこに向かって3年間努力する、素晴らしいです」「沢山の青春と、沢山の勉強と、大変だけど頑張ってください」「きっと素晴らしい薬剤師になりますね! 大変な道だと思いますが陰ながら応援しています」といった称賛とエールが相次いでいます。
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