佐竹未有希「クリスマスな1日」63 X 48 cm
毎年12月3日〜9日は内閣府が定めた障がい者週間。ふだん障がいのある人が周囲にいなくても、さまざまなイベントがあるこの時期、改めて人の多様性に気づくことができる。東京・南青山ではこの期間中、障害者アーティストの絵画作品を展示する「アート村作品展 ―才能に障害はないー2025年カレンダー原画展」(パソナハートフル・東京)が開催される。場所はPASONA SQUARE前の情報発信スペース「Annex Aoyama(アネックス青山)」で、観覧無料。
アーティスト社員がそれぞれの障がい特性を生かし、「四季」や「淡路島」などをテーマに描いた作品で構成された「2025年カレンダー」の原画約20点を展示・販売する。また、「能登半島」をテーマに描いたチャリティーカレンダーの売上の一部は、能登半島地震の復興支援金として寄付される。
パソナハートフルは1992年、「才能に障害はない」をコンセプトに、就労が困難な障害者の芸術活動による就労分野の拡大を目的に「アート村」を設立。2004年からは絵を描くことを業務とする「アーティスト社員」を採用し、現在22人が個性あふれる作品の創作活動に取り組んでいる。
南 俊一郎「輪島塗」68 X 43 cm
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