外務省は、ジョージアでの抗議デモに関する注意を促すスポット情報を発出した。
ジョージアでは、11月28日にコバヒゼ首相がEUへの加盟プロセスを2028年まで開始しない旨の発表を行って以降、トビリシ市内を中心として大規模な抗議活動が連日行われており、一部で警察とデモ参加者が衝突し、逮捕者や負傷者が発生する事態となっている。今後、更に抗議活動が拡大する可能性も排除できないとして、ニュースなどを通じた情報収集と自らの安全確保に努めるよう求めている。
トビリシ市内では主に、夜間にジョージア議会、自由広場、ルスタヴェリ通り、共和国広場、英雄広場、その他政府庁舎周辺を中心として集会やデモが行われており、幹線道路がデモ隊により封鎖される状況も度々発生しているという。