12月14日10時頃に極大を迎える予想のふたご座流星群。4日ごろから出現し始め、12日夜から15日明け方頃までが、流れ星を見ることのできる最大のチャンスとなりそうです。「流星群を綺麗に撮影したい!」という方もいるかと思いますが、事前に撮影時のポイントをチェックすることを心がけましょう。
綺麗に流星群を撮影するには?F値は?シャッタースピードは?真っ暗な夜空を撮影するうえで撮影設定は大きな要素になります。あくまで参考に、となりますが、いくつかカメラの設定をおさらいします。
【大事なポイント】
まず、撮影にあたって「三脚」は必須アイテムになります。真っ暗な夜空をじっと撮影する際にはシャッターを切る際にわずかなブレも抑えることが必要です。
【カメラの設定】
今回お伝えするのは、「動画」を撮影する際の設定です。
▼シャッタースピード
1/15〜1/20
▼絞り
1.4F
▼ISO
100,000前後
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設定のポイントは、「真っ暗な空をなるべく明るく撮影する」という点です。そのため、F値(絞り)はレンズ性能で設定可能な範囲で開放に設定します。また、ISOもカメラの設定で可能な範囲で高くします。静止画撮影の際はISOを低くする人も多いと思います。また、静止画を撮影する際にはシャッタースピードをもっと遅く設定するのが定番かもしれません。
【おすすめのレンズ】
広大な夜空を撮影するため、広角レンズを持参することをおすすめします。今回、TBSの撮影チームが持参するのは、14mmから20mmの広角レンズ。F値も1.4まで設定できるものを準備しています。
【撮影場所】
街灯やビルの明かりを極力避けられる場所を選びましょう。また、車などの光の漏れにも気を付けてください。
ふたご座流星群は、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群に並ぶ三大流星群のひとつです。国立天文台によりますと、年間最大級の流星数を誇るということです。
いつ頃みられる?国立天文台によりますと、今年の出現時期は12月4日から12月20日だということです。流星群自体の活動が最も活発になる「極大」は12月14日頃です。その時の1時間あたりの流星数は60にのぼるということです。
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