俳優石黒賢(58)が舞台「反乱のボヤージュ」(25年5月6日から東京・新橋演舞場など)で主演を務めることが4日、分かった。岡本圭人(31)大内リオン(19)らが出演する。
脚本家で「破線のマリス」で江戸川乱歩賞を受賞したミステリーの名手・野沢尚氏の同名小説が原作。学生寮を舞台に大人社会とのはざまで闘う若者たちの葛藤と成長、そこに着任した学生寮の舎監との心の交流を描く青春群像劇で、01年にはテレビドラマ化もされた人気作だ。
石黒は、学生寮の舎監・名倉憲太朗役を演じる。野沢作品への出演はかねて夢だったといい「とてもうれしいというのが最初の感想でした。お客さんが座席の背もたれに背中をつける暇がないくらい前のめりに見てくれる作品にしたいです」と意気込む。学生寮で暮らす医学部生を演じる岡本は「今のこの時代に、上演するべきだと思いました。稽古を重ねる日々が待ち遠しいです」とコメントした。大内は寮で暮らす学生を演じる。
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