離婚経験があると次の出会いには慎重になるだろう。だが、いくら慎重になっても相手の浮気癖を見抜くのは難しいようだ。投稿を寄せた30代の女性は数年前に離婚し、マッチングアプリで10歳年上の現在のパートナー、Aさんと出会った。「不器用そうな彼は、トークも楽しく物腰の柔らかい」人だったという。
「私の過去の人たちと違い、お世辞にもイケメンとは言えませんが、友達が多くアクティブで社交的な性格が伺えるプロフィール写真ばかりでした」
好感触だったものの、やはりアプリ経由ということで慎重になっていた。誰とも会うことなくアプリを辞めようとしていた時、AさんとLINE交換した。その後、「まめに日々の小さなハッピーを提供してくれるAさん」信頼が生まれ、半年後に初めて会うことになったという。(文:篠原みつき)
「その時、女の勘が働きました」
その後の展開は早かった。誕生日を覚えていてくれて「お花のプレゼント」をくれたAさんと、徐々に関係を深めた。付き合い出してから半年後にプロポーズを受け、翌年に入籍したという。
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2人の子どもがほしいという彼の希望で妊活を始めたもののも授からず、不妊治療に移行したのは2024年の夏のことだった。そんな中、疑わしい出来事が起きた。
「体調不良で仕事を早退し帰宅する道中のこと、何の気なしに家にいるのかを尋ねた時『家でゴロゴロー』と返事があるも、帰宅すると車もなく家は暗いまま。とても不安になりました」
休みで家にいるはずの夫は不在だった。女性は土日祝が勤務で、彼とは休みが合わなかったのだが……。
「(それまでも)パートナーに予定を尋ねるも、うやむやな返事をすることが何度かありました。予定なさすぎて言えないんだろうな(笑)と思っていましたが、その時、女の勘が働きました」
また別の平日、遅番シフトの日にまた体調不良で早退すると、またしても
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「あるはずの自家用車がなく、仕事用のリュックはリビングに置かれ、外出用のバッグがなくなり、朝にいつも通り出勤と言って、着て行ったスーツはハンガーにかかっていました。『今日は忙しい日?』とLINEをすると3時間後の返信は、『今日仕事多くて残業になりそう』とありました」
スーツも着替えて仕事用のリュックを自宅に置いたまま「残業」とは、嘘がバレバレではないのか。当然女性は不安に襲われた。
「まだ籍を入れて2ヶ月、付き合ってからだと1年半。そんなはずは……」
疑いを拭えず「ずっと我慢していた」と言うが、ある日パートナーが酔って寝ている隙に彼のスマホをのぞき見てしまう。すると
「LINEでは、特定の女性とほぼ毎日やり取りをしていました」
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「『そんな人が好きなんだ…』と愕然としました」
さらに驚くことに、トークでは彼から相手の女性に「2人の関係性の確認」をしていた。相手の女性は「友達のつもりだった」と返したが
「(彼は)『自分は付き合いたいと思っていた』と告白し、15年の交際の長さを懐かしさたっぷりに話していました。その2人のアルバムを見てみると、2人でラブホテルで裸の写真がありました。しかもそれは、入籍した2ヶ月後の日付」
つまり結婚前から別の女性とも関係を持っていたのだろう。しかも相手の誕生日を祝っている写真は「入籍の3ヶ月後で私の誕生日の翌週」だった。「クリスマス祝いの写真もあり、25日に一緒に過ごした笑顔の写真」など、どれも女性が遅番シフトの日だったという。妻の仕事中に、平然と逢瀬を楽しんでいたのだ。不倫相手の風貌についても驚きを隠せない。
相手の容姿は「私の正反対」で、背が低くてギャル風だったとのこと。
「私はというと、高長身で胸がなくモデル体型の宝塚風なイケメン容姿。『そんな人が好きなんだ…』と愕然としました」
さらにトークを見ると彼から「会いたい」とLINEしており、相手は気のない返事をしていたというが、
「ほぼ毎日やり取りしているトークは、彼が相手のことを大好きだと伺える内容ばかりで、彼女がいることや結婚したことは一言も伝えていませんでした」
既婚者であることを隠したまま、彼のほうが夢中になってアプローチしていたのだからやりきれない。この後、さらに驚きの事実も発覚する。【後編へ続く】
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