アニメーション作家が美大受験時代のエピソードや絵をX(Twitter)に公開し、その“大胆さ”話題になっています。
●「黒」「赤」「白」の3色と、赤から黒のグラデーションだけで、美大の実技試験を受ける
投稿したのはアニメーション作家の「のをか」さん。サブアカウント(@nowoka_sub)で、美大の受験のころの思い出を投稿しました。
当時、絵具は「黒」「赤」「白」の3色、赤から黒のグラデーションを作ってタッパーに入れておいたものだけ使って、すべての試験会場で実技試験を受けたそうです。
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投稿された「黒」「赤」「白」と、赤から黒のグラデーションで描かれた作品は一度見たら忘れられないようなインパクトがあり、気迫すら感じられます。
とはいえ、絶対失敗したくない試験本番。極端に少ない色数しか持って行かないというのは、なかなか大胆ですね。
●合格できたから良かったものの
結果的にのをかさんは見事合格! 限られた色数でも、採点者に印象付けられる作品を描くことができたのでした。
しかし、「受かったからあの時の尖ってた俺wエピソードとして話せるけど」「“青空”とか出題されたらどうするつもりだったんだよ」とも語っており、やはり、今振り返ってみると無謀だと感じられるようです。
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●“奇策”のようで実は合理的!?
のをかさんの投稿には、「奇麗」「かっこいい!」「めちゃくちゃすごい絵ですね…!! なんかちょっと感動してしまいました!」「芸術の神様が降りてきてたのかな」などの称賛が多数寄せられていました。
また、「徹底したコントラスト重視の画面作り素晴らしいな」「強い。色に制限を設けることで全ての時間をデザインに集中させることができる しかもインパクト抜群…すごいわ」と分析する人もいました。
のをかさんは手掛けたアニメーションを、Xアカウント「のをか / Nowoka」(@nowoka_)、YouTube「のをか / Nowoka Animation」、イラストや漫画をpixivで公開しています。
画像提供:のをかさんのサブアカウント(@nowoka_sub)
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