iPhoneとAndroidのどちらからでも探せるタグが日本上陸を果たした。ソースネクストは12月12日、米PBが開発したスマートタグ「Pebblebee(ペブルビー) ユニバーサル」の販売を開始した。クリップ型とカード型の2種類あり、価格はどちらも4980円(税込み)だ。
本製品は、バッグや鍵など常に携帯するものに取り付けておき、発見しづらい場合にタグの位置情報に頼り、スマートフォンから探せるのが大きな特徴だ。米Appleの「探す」と、米Googleの「デバイスを探す」に対応し、スマートフォンのOSを問わず探せる。
探す際は本製品が音や光でも位置を知らせる。バッテリーは1回の充電で、クリップ型が最大12カ月、カード型が最大18カ月持続する。耐水性についてはIP6Xの耐水性能を持ち、水しぶき、こぼれた水の直撃、にわか雨などに耐えられる水準だという。
米PBは2012年に設立以降、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で、貴重品の紛失防止を目的にプロダクトへの出資を募った。2014年には20万ドル以上を調達し、当初想定の3万ドルを大幅に上回った。
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紛失を未然に防止する目的のスマートタグは、Appleの「AirTag」やSamsungの「Galaxy SmartTag」など、さまざまなメーカーが開発を手掛けている。一方、この仕組みを逆手に取り、ストーカーなどに悪用する事例もあることから、Appleは「トラッカー検出」アプリを通じて不正利用の疑いがあるAirTagを発見できるようにした。また、Googleも2023年にストーカー行為を検知し、ユーザーに警告する機能を追加した。
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