セッション開始20分が経過すると、さっそく坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分37秒314をマークしセッションベストを記録したが、その直後に初日を最速タイムで終えた佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)も1分36秒604をマーク。さっそく36秒台に乗せてきた。
開始から28分が経過後、先日スーパーGTのGT500フル参戦デビューが発表された小出峻(San-Ei Gen with B-Max)が、アウトラップ中の2コーナーでクラッシュ。サスペンションをはじめとするリヤ周りを破損して自走不能となり、2度目の赤旗中断が宣告された。中断から約10分後にセッションが再開され、アタックがはじまると岩佐が1分37秒331をマークして3番手につける。
セッションは後半へと移り、全車が午前のまとめといえる走りを見せはじめる。残り23分の場面で、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分36秒253のベストタイムを記録していっきにトップへ飛び込む。さらに阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)も1分36秒608と3番手に続く。
スーパーフォーミュラ初走行の小山美姫(Kids com Team KCMG)も着実にラップを重ねていき、自己ベストタイムの1分39秒867を記録する。序盤はペースを抑えながらであったが、セッション中にマシンの特性をつかみながらのアタックとなった。