『スパイダーマン』や『ヴェノム』シリーズのソニー・ピクチャーズによるマーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』(12月13日公開)で、主人公クレイヴン(本名:セルゲイ・クラヴィノフ)を演じたアーロン・テイラー=ジョンソンが、本作のために行った肉体改造の裏側を明かす特別映像が解禁となった。
【動画】アーロン・テイラー=ジョンソンの肉体改造全部見せ 原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィランである、クレイヴン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦うまさに<百獣の王>だ。本作では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか?<クレイヴン・ザ・ハンター>誕生の物語が描かれる。
本作に登場するクレイヴンの強靭な肉体はどのように作られたのか?解禁となった映像では、アーロンをサポートする栄養士のネイト・シュミットとトレーナーのデヴィット・キングスバリーも交えて、アーロンの肉体改造秘話が語られる。
アーロンが目標に掲げたのは、半年で18キロの筋肉をつけることだった。クレイヴンのような過激で常人離れした目標にネイトは驚愕する。栄養士として出した答えは、砂糖は一切使わず、炭水化物と良質な生鮮食品にこだわった食事。具体的な料理のレパートリーは、シカのレバーペースト、牛ゼラチンのグミ、シカの心臓タルタル、リブアイのキムチ添えと、野生的なクレイヴンを彷彿とさせながらも、肉体作りの効率を最大化させるものが用意された。
ネイトのこだわりは、アーロンに大量に食べさせる一方で、動ける体を維持させることだったという。食事と休息のバランス、アーロンも「たくさん食べて、たっぷり眠ることが体作りには重要だった」と語っている。
本格的なトレーニングは撮影開始3ヶ月前からスタート。トレーナーのデヴィットによると、アーロンは既に筋肉があるので完璧なスタートと語りながらも「筋肉増加と脂肪燃焼には時間がかかる、最初2ヶ月はとにかく体脂肪率を下げることを意識した。あの引き締まった体は週5の筋トレの成果だ」と明かす。
アーロンの行った筋トレはベンチプレス、ラットプルダウン、シーテッドロー、バイセップカール、トライセップ、プッシュダウン、ショルダープレスなど多岐にわたる。またアーロンは、クレイヴンの象徴的な毛皮のベストを着るシーンでは「撮影直前にも腕を鍛え、毛皮のベストの前を開けるシーンでは撮影の数日前から体を絞った」と極限まで自身を追い込んだ裏話を明かしている。
最後にアーロンは、完璧な体づくりの上にクレイヴン・ザ・ハンターが誕生したと語り、手厚いサポートに対して「信頼するネイトとデヴィットのおかげで難しい肉体改造に成功した」と感謝の意を述べている。
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