ラグビーの全国大学選手権に進出した京産大が、同3回戦の青学大戦(14日、和歌山・紀三井寺公園陸上競技場)を前に12日、京都市内で練習を公開した。
実戦形式の練習などで約1時間体を動かし、最終調整。2日に行われたリーグ最終節の天理大戦以降は課題つぶしに努め、辻野隼大主将(4年)は「楽しみたい」と声を弾ませた。
関西リーグでは2敗を喫し、4連覇を逃した。チームには重苦しい空気が漂い、練習にも身が入らずミスが増えていたが、広瀬佳司監督からの「楽しめよ」という言葉を聞いて気づいた。「ラグビー自体を楽しむことを忘れていた」。
「『今年の京産大は強い』と言われていて、勝たなければと思いすぎていた。広瀬さんも選手にプレッシャーを与えていたのかもと感じ取っていたのかもしれないですね」
「リスタート」をテーマに掲げる次戦ではリーグ戦最終節から先発を5人入れ替え、フレッシュな布陣で「楽しみながら」勝利を目指す。
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「代表として立っている分、楽しまないと損。目いっぱい楽しんでプレーしたい」。生まれ変わった姿で、エネルギーあふれるプレーを見せる。
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