“九龍城砦”を見事再現『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』メイキング映像

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2024年12月15日 14:01  cinemacafe.net

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『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』美術メイキング
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の美術メイキング映像が解禁された。

香港で歴代No.1の動員数を記録した本作は、約10億円をかけて再現された九龍城砦のセットがもう一つの主役として注目されている。

この度解禁された映像で、監督を務めたソイ・チェンは、「どうにかして九龍城砦を再構築し、現在の観客に届けたかった。創作を愛する我々の大きな衝動だった」と語り、九龍城砦の存在自体が彼らを突き動かしたと明かしている。

美術監督のマック・コッキョンは、「我々はまず、たくさんの資料を集め、大勢のかつての住人たちに会った。難しいのは、皆が目にするような資料からかつての人々の生活を作り上げること。暮らしの細部に焦点を当てることだ。我々が描きたかったのは治安の悪さではなく、情のある生活だ」と語る。

さらにソイ・チェンとマック・コッキョンは、リアルに再現するだけでなく、要素を拡大したという。それを象徴するものの一つが、水道管と電線だ。

「3階より下には多くの水道管が張り巡らさせれている。実際城砦に通っていた水道管は1本。つまり、2階や3階の水道管は全部“盗水”なんだ。上階を走る大量の電線は“盗電”で1戸に1本繋がる。“混沌の中に秩序あり”めちゃくちゃに見えるが全部秩序があるんだよ」と語る。

マック・コッキョンも「城砦はめちゃくちゃなわけじゃない、それぞれの建物はきちんと整ってる。密集して建っているから細い通路ができているだけ。我々はそれを利用して主人公が内部を知っていく様子を描いた」と魔窟と呼ばれた九龍城砦とはまた違う表情を彼らが描こうとしていたのが見て取れる。

さらに秋兄貴役のリッチー・レンは、「雑然とした中に生活の温もりがある。温かい情景だよ」とそこに根差した人々の温かみのある暮らしが描かれているという。

細部まだこだわり抜かれた本作のもう一つの主役“九龍城砦”の美術について描かれたメイキング映像となっている。

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は2025年1月17日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。

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(シネマカフェ編集部)

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  • クーロン城もコロシアムみたいになっていくのかなw
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