高畑充希「ツヤツヤの肌でパフォーマンスできる」主演ミュージカル全国ツアーでの食事に期待

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2024年12月16日 04:02  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ミュージカル「ウェイトレス」制作発表に登場した高畑充希。左手薬指の指輪は、劇中で着用するものだった(撮影・野上伸悟)

女優高畑充希(33)が15日、都内で、ミュージカル「ウェイトレス」(25年4月9〜30日、東京・日生劇場ほか)の制作発表会見に、森崎ウィン(34)ソニン(41)LiLiCo(54)と出席した。


米映画「ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた」をベースにしたブロードウェーミュージカル。高畑は、21年の日本初演に引き続き主人公ジェナを演じる。妊娠、出産、離婚、自立、養育などを描いた物語。


高畑は「コロナ禍の中で一生懸命作り上げた前回、皆さんに喜んでいただけて、再演という形でお届けできるのが楽しみです。みんなでワクワクしながらまた作っていけたらいい」と話した。


作品の魅力については「女性が生きていくにあたって、いろんな悩みやいろんなことに巻き込まれながら自分を発見していくストーリー。ジェナはいろいろなものを組み合わせておいしいパイを作る天才で、ジェナ自身も悲しいことや悩みも全部混ぜて美しいパイにするんです。すごく特別な人じゃない人たちが作り上げる特別な物語だと思います」と話した。


ジェナが、歌いながらパイを作る場面も見どころ。高畑は「作業でリズムが生まれることが意外でした。しんどかったのは、小麦粉がのどに入ってむせるんです。空調状態によっては粉が返ってきて歌えなくなるので、攻略法を考えたい」と笑った。


新キャストの森崎は「初演を見に行かせていただき、すごく感動しました。自分が引き継げる喜びははかりしれない」、同じく新キャストのソニンは「ブロードウェーで見た時からの大ファン。お話をいただいた時は喜びでいっぱいです。どんどん本番が近づいていってる感じがしている」とした。


初演に続いて出演のLiLiCoは「50歳の時にこの作品でミュージカルデビューして、あまりにも興奮して、公演前にずっこけてヒザの皿を割り、クギとワイヤとともにやらせていただいた。今回抜きまして、1キロくらい軽くなりました」と話した。


高畑は、コロナ禍だった前回上演時との違いも語った。観客が声を出して笑えないという状況下を振り返り「コメディーなのに、ウケてないんじゃないかという不安にかられながらやってました。今回そういうことを考えずにやれるという幸せを感じてます」。また、愛知、大阪、福岡での公演へも期待を寄せているようで「前回、ホテルから1歩も出られなかった。今回は地方の方々の前でのパフォーマンスが楽しみなのは大前提で、おいしいものを食べてツヤツヤしている肌でパフォーマンスできるのが楽しみです」と話した。

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