現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:65歳男性同居家族構成:本人、妻(62歳)
居住地:神奈川県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:450万円
現在の資産:預貯金400万円、リスク資産500万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金37年、国民年金6カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):16万1000円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金5万円
配偶者の年金や収入:給与収入300万円(年額)
「年金だけで毎月賄えている」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として、「やはり足りないと感じる」と語っています。
ひと月の支出は「約30万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
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「だんだんと手持ち資産が減っている」
年金で足りない支出がある場合については「デイトレ(デイトレードの略。1日の間に買付と売却を行う取引手法)で月に5万円ほど稼いで補填する」という投稿者。ただ「だんだんと手持ち資産が減っているのが不安」とコメントされています。
「学生時代の友人とSNSを使って楽しく交流できている」
現役時代を振り返り「現役中ずっと個人年金をかけていました。良い利率だったので1500万円も貯まりとても感謝しています。月々の掛け金をもっと増やしても良かったと思います」と投稿者。また「リストラにより失業した時もあったのですが、その際は国民年金が全額免除されたのでとてもありがたかったです」とコメント。
最後に「現役時代は会社以外の人との付き合いができませんでしたが、今は時間がとれるので学生時代の友人とSNSを使って楽しく交流できている」と今の生活の楽しみも教えてくれました。
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(文:あるじゃん 編集部)