10月の衆院選で東京26区(目黒区・大田区)から立候補し、当選を果たした無所属の松原仁氏(68)。日頃から積極的にSNSを活用する同氏だが、12月14日にXに投稿した内容が一部で波紋を呼んでいる。
松原氏はこの日の投稿で、《念願のラーメン二郎目黒店さん。旨いラーメンでお腹いっぱい元気一杯》と綴ると共に、目黒の人気ラーメン店「ラーメン二郎 目黒店」内での食事風景を動画で公開。豪快に麺をすすると、「うまい!」と舌鼓を打っていた。なお、顔は見えていないが、松原氏の右奥には他の客もおり、営業時間中のものであることがうかがえる。
なお、松原氏は衆院選公示前の10月12日、Xに《ラーメン二郎目黒店の若林店長から応援いただきました!噂に聞く二朗、一度食べに行かなければ…》と投稿し、自身のポスターが5枚貼られた店の外観と店主の写真を公開している。
店長からのエールに応える形でついに来店が実現した松原氏だが、投稿にはラーメン二郎を食べ慣れた人たちからこんな指摘が上がっているのだ。
《二郎は動画撮影禁止だよね?》
《動画撮影禁止じゃ?議員さんならOKなの?》
《二郎って撮影オッケーなったのか?》
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こうした“ルール違反”という指摘があがるのも、今回の動画は店の営業時間中にラーメンを食べ、その場でカメラを回している様子だが、全国各地に展開する「ラーメン二郎」では、店舗によって動画撮影が禁止されている場合があるのだ。
「ラーメン二郎では、店外での並び方など、各店舗ごとに独自のルールがあります。特に最近はラーメンYouTuberなどが増えていることもあって、三田本店、生田駅前店、府中店など一切の動画撮影を禁止する店舗も少なくありません。
二郎は連日行列ができていることも多く、提供されたら早く食べて店を出ることが通の間では“暗黙のマナー”とされています。ラーメンの写真撮影だけなら数秒で終わりますが、動画はそれなりに時間もかかりますからね。
そのため、松原さんの投稿には驚く二郎ファンが多かったようです(Webメディア記者)
そこで本誌は16日、松原氏の事務所に動画撮影の経緯について問い合わせた。
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事務所の担当者はまず、応援してくれているという店主への“お礼参り”で来店したと説明。動画の撮影許可については、“難しい”ことは把握していたとしたうえで、「撮らせていただいてもいいですか?と尋ねたところ、“いいですよ”と言ってもらって撮りました」と話した。
目黒店といえば、日頃から長蛇の行列ができることで有名だが、この日は偶然席が空いているタイミングで入店できたという。“自身初”のラーメン二郎を、松原氏は「おいしい」と満喫していたそうだ。
ボリューム満点のラーメン二郎を食べた松原氏は15日、地元の餅つき大会で杵を振る姿をXで公開。当選9回、68歳のベテラン議員は今日も元気“マシマシ”だ。
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