安倍晋三元首相の妻・昭恵さん(62)が12月15日(日本時間)、次期アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏(78)と現地で面会した。
トランプ氏との早期面会を希望してはいるが、なかなか実現できない石破茂首相(67)に先駆けて対面した昭惠さん。フロリダにあるトランプ氏の私邸「マールアラーゴ」で夕食を共にしたといい、トランプ氏の妻・メラニア氏(54)は16日、3人の集合写真と共にXでこう綴った。
《安倍昭惠夫人を再びマールアラーゴにお迎え出来て光栄に思います。私たちは彼女の亡き夫である安倍元総理を偲び、彼の素晴らしい功績を称えました》(訳は編集部)
なお、トランプ氏は17日の会見で、石破氏との面会を前向きに検討していると記者団に説明している。安倍夫妻は第1次政権時のトランプ氏と親密な関係を築いていたこともあり、SNSでは今回の面会に期待する声が上がっている。
いっぽうで、16日に放送された『めざまし8』(フジテレビ系)で、コメンテーターを務めるモデル・長谷川ミラ(27)が発言した内容が一部で波紋を呼んでいる。
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番組で昭惠さんとトランプ氏の面会が取り上げられると、コメンテーターの橋下徹氏(55)が、「外務省はじめ、政府の方はなかば拗ねているというか、メンツをつぶされたかたち」と指摘。そのうえで、トランプ氏の話の中身、表情など一挙手一投足を、「(政府は昭惠さんに)頭下げてでも聞いたらいいと思う」と話した。
そして橋下氏が、昭惠さんが“民間人”として渡米した以上、「(昭惠さんは)政府にいちいち言う必要ない」と続けると、これに長谷川は反発。
「国葬までした安倍元総理の奥様ということで、民間人の括りで『外務省に言うわけないよね』っていうのは……。“行ってきます”とひとこと言ってくれればよかったと思うんですけど。なおさら、(トランプ氏から)貴重な話が出るのであれば、もう少しだけ日本のことを考えてもらって。それをプライベートって言われちゃうと。う〜ん。石破さんは会ってないんですよ」と腑に落ちない様子だった。
ただ、橋下氏も「旦那さんと奥さんは別人格だから。安倍さんの奥さんということを強調してるけど。(長谷川は)いつも夫婦別人格って言ってるじゃない?」と、これまでの長谷川の発言を持ち出し、反論。
長谷川は、民間人が各国の要人と私的に交流すること自体は否定しなかったものの、石破氏がいまだトランプ氏と面会できていないことに触れ、「外務省とかに言わないで行くっていうのは、どうなのかな?って。首傾げてる国民は多いと思いますと」と返した。
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長谷川の主張はネットニュースでも取り上げられるなど大きな反響を呼び、こんな声が上がっている。
《これね、長谷川さん本当にわかってないです。会ってもらえない石破さんを問題視すべき》
《私人がプライベートでなにしてるかまで伝える必要は無い》
《これは橋下の言うことが正解 昭恵夫人も民間人、トランプもまだ次期大統領であってコレまた民間人とも言える立場 その2人が私的な関係で合っているのだから、いちいち報告する義務もない》
いっぽう、長谷川を擁護する声も一部では見られた。
《昭恵さんに会うなと言っているわけではなくて、日本政府のメンツを潰すのではなく、話しを繋げるために一言言って会った方が国益になるのでは?と疑問に感じただけでしょう》
《基本、民間人なので責める訳ではないが「もう少し日本のこと考えて」の発言はミラ氏のほうがよっぽど大人の考え方》
《このモデルさんに同意する。新総理の立場に立って考えると、このような状況はいただけない》
長谷川の主張に対して、賛否がわかれた形だが、批判する声のなかには、なかば誹謗中傷めいたものも。本人のXやインスタグラムアカウントの直近の投稿に、心ない声が相次いで寄せられるなど、“荒らされる”事態にまで発展している。Webメディア記者によると、こうした出来事は今回が初めてではないという。
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「かつて人気恋愛バラエティ『テラスハウス』(フジテレビ系)にも出演していた経歴のある長谷川さんは、若者世代を中心に支持を集めています。SDGsなど社会問題に関する発信も積極的に行っていて、メディアではたびたび“Z世代のオピニオンリーダー”と紹介されることも。そのほか、『めざまし8』では、自民党の裏金問題やいまだ波紋を広げている兵庫県知事選、松本人志さんの性加害疑惑といった世間の関心が高いトピックについても、積極的に発言しています。
ただ、率直な語り口が時に反感を買ってしまうこともあるようで、誹謗中傷を受けていることをインスタグラムで明かしたこともありました。いずれにせよ、誹謗中傷は許されることではありません」
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