JP BANK カードの利用代金明細書の発行手数料の改定内容
ゆうちょ銀行では、「JP BANKカード」というクレジットカードが6種類あり、大きく分けて「VISAカード/マスターカードブランド」と「JCBブランド」に分類されます。2025年1月の支払い分から、JP BANK カードの利用代金明細書の発行手数料が以下の通り変更されます。
・発行手数料:1通当たり今までの88円(税込)が165円(税込)に変更
・対象カード:JCB、VISA、マスターカード共通
・手数料の請求時期:明細書を発行した翌月のショッピングなどの利用代金と合わせて請求
例えば、2025年1月分の明細書発行手数料は、2025年2月の請求時に加算されます。
なお、「JP BANK カード ゴールド」の利用者については、これまで通り無料で明細書が発行されます。
発行手数料が無料になる条件
以下の条件に該当する場合、明細書の発行手数料は引き続き無料のままとなります。
|
|
・JCB:2024年12月31日時点で満70歳以上の方
・VISA/マスターカード:2022年10月1日時点で満70歳以上の方
【支払い内容による免除】
明細書に以下の支払いが含まれている場合、手数料は無料になります。
・ショッピング2回払い、分割払い、ボーナス1回払いなど
・ショッピングリボ払いの利用残高に係る支払い
・キャッシング(1回払い、リボ払い、海外キャッシング1回払い)
・VISA/マスターカードに限り、明細書の請求内容が、年会費や再発行手数料、明細書発行手数料のみ
・その他、当行が明細書の発行手数料の支払いを要さないものとして、別途認める場合
WEB明細サービスを活用しよう!
同じ明細書でも紙ではなくWEB明細を利用すれば、手数料がかからず、より便利に明細を確認できます。【WEB明細のメリット】
・無料で利用可能
・スマートフォンやPCから会員専用WEBサービスを通じて、いつでもどこでも明細を確認できる
・紙の削減により環境保護にもつながる
WEB明細サービスを利用するには、会員専用WEBサービス(無料)の登録が必要です。
まとめ
今回の、利用代金明細書の発行手数料の改定は、紙資源の削減と環境保護のための重要な取り組みです。70歳以上の方や特定の条件に該当する方は引き続き無料で利用できますが、いかなる場合もムダな費用を抑えるためにもこれを機にWEB明細サービスへの切り替えを検討してみましょう!文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。
(文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー))
|
|