ワークマンの本気バッグ! 切れにくい&防水「アンブレテックスボディバッグ」がタフで使える 定番ボディバッグと比較してみた

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2025年01月10日 12:20  Fav-Log by ITmedia

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 ワークマンの「スクエアボディバッグ」を3年以上愛用している筆者が、その上位互換とも言える商品「アンブレテックスボディバッグ」を購入しました。

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 本記事ではアンブレテックスボディバッグの使用感や、スクエアボディバッグと比較して便利な点を紹介します。

●耐水圧1万mm&切れにくい高機能バッグ

 「アンブレテックス」とは、ワークマンが新開発したオリジナルの耐切創&防水生地の名前です。切れにくさを表す耐切創基準としては、薄革手袋と同等のレベルA(EN規格)を獲得しています。

 また生地の防水性は耐水圧1万mmと非常に高く、縫製箇所の圧着シームテープや止水ファスナーと合わせて、レインカバーを被せなくても少しの雨なら耐えることができるのです。

 今シーズン、ワークマンはこの特殊生地を使用したバッグを4種類ラインアップし、そのうち筆者は「トールバックパック」と「ボディバッグ」の2つを購入しました。

 今回紹介するのは後者のボディバッグで、販売価格は3500円(税込、以下同)。筆者が以前から愛用する「スクエアボディバッグ」の生地違いバージョンと言えるものです。

●収納部の仕様は定番モデルとほぼ同じ 外寸はわずかに大きい

 「スクエアボディバッグ」は、表地に耐摩耗性に優れるコーデュラファブリック(ナイロン)が使われています。2024年には初のマイナーチェンジを実施し、すべてのファスナーがYKKのタフジッパーにアップデート。

 あわせて表地はポリエステルベースのコーデュラファブリックとなり、商品名は「ベーシックボディバッグ」に改められました。

 初期型(スクエア)も現行品(ベーシック)もサイズは共通で、違いはファスナーと表地、そしてカラーバリエーションです。

 これに対しアンブレテックスボディバッグは、メイン収納部とサブ収納部、内ポケットの仕様までスクエア/ベーシックボディバッグと共通で、外寸がわずかに大きくなっています。

 容量の表記は約5Lのままですが「ワークマンのボディバッグ、ほんの少し大きければなぁ」と思っていた方にとっては朗報かもしれません。

●ダブルファスナーの使い心地が良い

 メイン収納部、サブ収納部とも開口部にダブルファスナーが使われているのは、スクエア/ベーシックボディバッグと同じです。しかしアンブレテックスは、浸水を防ぐために止水タイプを採用しているほか、ダブルファスナーの開閉の向きが逆なのです。

 従来は2つのスライダーを合わせる方向で閉じていたですのが、アンブレテックスは離れる方向に動かすと閉じます。これによりスライダーの位置を目視せずに開けやすくなったほか、2つのスライダーのつまみが干渉しなくなったのもうれしい要素です。

 なお使われている止水ファスナーは、新品時はスライダーの動きが重かったのですが、1カ月ほど使用しているうちにかなりスムーズになりました。

●荷物を出し入れしやすい

 ボディバッグは、荷物を取り出す際などに、斜め掛けしたまま前後に動かすことがあるかと思います。この時、アンブレテックスは生地の摩擦抵抗が非常に少なく、軽い力でスルリと動かすことができるのです。

 スクエア/ベーシックボディバッグのコーデュラファブリックは表面がややザラついており、これによるズレにくさも状況によってはありがたいのですが、筆者の場合は頻繁に出し入れしたいものをボディバッグに収納しているので、アンブレテックスの方が使いやすいと感じています。

●買って良かった! タフで使えるボディバッグ

 まだ本降りの日に使用していないため防水性に関しては記載できませんが、1カ月ほど使っても圧着シームテープがはがれてしまうような様子はないため、期待できるのではないでしょうか。

 収納力については、ミラーレス一眼カメラやサングラスケース、モバイルバッテリーなどをまとめて入れてもまだ余裕があります。またこれだけ入れて重くなっても、ベルトが幅広なので肩への食い込みは最小限です。

 ベーシックボディバッグが1900円なので、3500円のアンブレテックスは少々高く感じますが、個人的には耐切創生地によるタフなルックスも含め、買って良かったと思っています。

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