24年パリ五輪でスケートボード男子ストリート2連覇を達成した堀米雄斗(26=三井住友DSアセットマネジメント)が「ホーム」で前人未到の3連覇を目指す。10日、「第58回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」に選出され、都内で行われた授賞式に出席。「名誉のある賞をもらえてうれしい」と白い歯をこぼした。
21年東京五輪は地元江東区の会場で金、24年パリ五輪は最終試技でメダル圏外から一気に逆転して頂点に立つなど、大舞台でドラマをつくってきた。自宅を構える第2の故郷で行われる28年ロサンゼルス五輪では3連覇を目指す。現在、ロスは山火事で多くの被災者を出しており「仲間たちがいっぱい住んでいる。まだ分からない状況なのでみんなの無事を祈っている」とおもんぱかりつつ、「出る試合で自己ベストを更新していきたい」と自らの活躍で勇気づけるつもりだ。
29歳で迎える真夏の祭典。今月7日に26回目の誕生日を迎えたばかりだが「若い頃に比べると歳をとってきたな」と苦笑しつつも、「毎年、後悔のないように生きていきたい」とモチベーションは不変。日本のエースは、ロスの地でも主役の座をつかみ取る。【勝部晃多】
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