2025年の色「モカ・ムース」のおすすめコーデ4選! 組み合わせる色のポイントは?

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2025年01月10日 20:20  All About

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「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2025」で2025年のトレンドカラーに選ばれた「モカ・ムース」。2025年は控えめで落ち着いたブラウンを基調に、温かみや癒し、思慮深いぜいたくさが感じられるコーディネートがおすすめです。
「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2025」で2025年のトレンドカラーに選ばれたのは「モカ・ムース」。チョコレートやコーヒーの風味を連想させるまろやかなブラウンが選ばれました。控えめで落ち着いたブラウンは、思慮深いぜいたくさを秘めた色。

2024年はグレーを基調としたクールで洗練されたカラーコーディネートが人気を集めましたが、2025年のトレンドは温かみや癒しがキーワードとなります。
「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2025」に選ばれた「モカ・ムース」

今回は、WEARに投稿された写真から、「モカ・ムース」のようなブラウンを取り入れたコーディネートを見ていきましょう。

ブラウン×ダークブラウン:同系色の組み合わせ

出典:WEAR

トレンド感のある毛足の長いシャギー素材のカーディガンは、フワフワな肌触りと相まって、ブラウンのフェミニンな表情を引き出します。

この写真は、「モカ・ムース」のような柔らかいブラウンのシャギー素材のカーディガンとダークブラウンのタックワイドスラックスを合わせたコーディネート。同系色の濃淡の組み合わせなので、素材感の違いが引き立ちます。

重厚感のあるダークブラウンとの組み合わせは、冬のコーディネートにぴったり。同系色であっても、軽やかなベージュと組み合わせると、春を先取りするようなコーディネートになります。

ブラウン×ブラック:ブラウンと無彩色の組み合わせ

出典:WEAR

カラーコーディネートに苦手意識がある人は、黒・白・グレーの無彩色にブラウンを取り入れてみましょう。

この写真は、明るいブラウンのニットに、ハーフ丈のキルティングコートとスラックスを黒で合わせたコーディネート。ニットのインナーに白いカットソーを着用しているので、すっきりした印象です。ビッグフレームの伊達メガネのグレーをアクセントに、トレンド感を演出しています。

黒やダークグレーを基調にするときは明るめのブラウンを、白やライトグレーを基調にするときは暗めのブラウンを組み合わせると、適度なコントラストが生まれてメリハリの効いたコーディネートになります。

ブラウン×ブルー:ブラウンと寒色系の組み合わせ

出典:WEAR

暖色系のブラウンは寒色系のブルーと補色の関係。互いの色を引き立て合う配色となります。

この写真は、ブラウンとブルー系のチェック柄ピーコートを主役にしたコーディネート。華やかなラメ×シャギーニットのセットアップをコートの中に着用し、シンプルにまとめています。

ブラウンは明るいブルーとも好相性。ブルーデージー、ヒヤシンス、ツユクサといった春に咲く花のようなブルーを取り入れると、春らしいコーディネートを楽しめるでしょう。

ブラウン×グリーン:自然の色の組み合わせ

出典:WEAR

大地の色ブラウンは、草木のグリーンと調和します。ブラウンとグリーンを組み合わせるときは、自然の彩りを参考にするといいでしょう。

この写真は、ブラウンのジャケット風Vネックブラウスとグリーン系のクラッシュベロアのロンパースのコーディネート。ジャケットとワンピースの組み合わせではありふれたコーディネートになりますが、少しひねりの効いたアイテムや素材に置き換えることで、個性的なスタイルになっています。

ブラウンは、若菜色、柳色、わさび色などの明るいグリーンとも好相性。春らしい彩りを取り入れたいときは、明るいグリーンもおすすめです。

今回は「モカ・ムース」のようなブラウンを取り入れたコーディネートを例に、同系色、無彩色、補色、自然の色という4つのテーマで色彩調和の方法をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね!

松本 英恵プロフィール

カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。
(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))

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