得点量産中のムベウモを巡りリヴァプール、アーセナルらが争奪戦へ？…移籍金は約78億円前後か

　ブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。9日、イギリス紙『ミラー』や『ESPN』が伝えている。

　現在25歳のムベウモはトロワの下部組織出身で、2018年夏にトップチームへ昇格した。1年後にはブレントフォードへ完全移籍加入し、右ウイング（WG）を主戦場に公式戦通算223試合の出場で53ゴール45アシストをマーク。在籍6年目の今シーズンはここまで公式戦23試合に出場し13ゴール4アシストを挙げるなど、多くの得点に絡んでいる。

　直近の際立ったパフォーマンスにより、ステップアップの可能性が盛んに報じられているムベウモ。前線補強を検討中のリヴァプール、アーセナル、ニューカッスルが以前から動向を注視しているほか、マンチェスター・ユナイテッドも獲得に興味を示しているという。同クラブはアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョらに退団の可能性が浮上していることを考慮し、“人気銘柄”たるムベウモに関心を寄せているようだ。

　なお、ムベウモはブレントフォードと2026年6月末までの契約を締結。報道によると、今冬の移籍市場で退団する可能性は低く、ステップアップは今シーズン終了後になると報じられている。また、ブレントフォードは同選手の移籍金として4000万ポンド（約78億円）前後を要求しているようだ。

　果たして来夏、ムベウモを巡る複数メガクラブの争奪戦が勃発することになるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。