コーヒーを、「コーヒーの実」の状態から作る実験の様子がYouTubeに投稿され、290万回を超える再生数を集めています。
●「一から」コーヒーを作ってみた
動画を投稿したのは、さまざまな科学実験を投稿しているYouTubeチャンネル「NileBlue」。コーヒー豆といえば既に焙煎された黒い豆のイメージがありますが、今回の実験では、種を取り出す前のコーヒーチェリーの状態から作っていきます。まずは水槽のような透明容器に水を満たし、そこにコーヒーチェリーを浸します。
質の悪いコーヒーチェリーをより分けたら、果肉を割って種を取り出し、フードドライヤーにセットして乾燥させます。
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種の乾燥具合を確かめたら、焙煎スタート。しかし、フライパンで炒ってみたところ、炭のようになってしまい失敗です。次に加熱しながら自動で豆をかき混ぜてくれるコーヒー焙煎機も試しますが、やはり炭化してしまいます。どうやらチェリーに含まれる糖分をそのまま残して乾燥させる方法を試したために、焦げ付きやすくなっていたようです。
そこで、エアフライヤーで150度、160度、190度と段階的に温めてみたところ、焙煎に成功。焙煎された種を24時間寝かせ、砕いて粉にしてお湯を落としたら、いよいよコーヒーが完成しました。
気になる味は……「10点中7.5点の出来。だが苦労した分、8.5点のおいしさだと思う」とのこと。
動画には「ひどすぎて逆に面白い」「チェリーを炭にしたの笑った」などのコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル「NileBlue」では、この他にも、グレープ味のリンゴやチーズを作るなどの、実験的な料理動画を投稿しています。
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画像はYouTubeチャンネル「NileBlue」の動画より引用
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