義実家問題の中でもお金に関することは、多くのママが悩むところではないでしょうか。どちらの親が何にお金を出すのか、自分たち夫婦がどれくらい自分の親にプレゼントをするのか。本来はお互いが対等でいたいものの、事情によってもさまざまかもしれません。そんななかママスタコミュニティにはお金がない義実家とそれに伴う旦那さんの言動について、こんな投稿が寄せられていました。
『義実家にはお金がありません。旦那の奨学金の返済の半分は私の親が結婚祝いとして完済しました。結納金代わりとして親が乗っていた車を旦那にあげて、旦那が乗っていた車は義親にプレゼントしました。私の親の支払いで食事や国内外の旅行に行っていることを義親が「大変羨ましい」と言うため、旦那が「海外旅行をプレゼントしたい。旅行の準備費用やお小遣いも渡したい」と言っています。「それなら私の親にも」と私が言ったら旦那がムッとして「それなら旅行のプレゼントはしない」と言いました。旦那の気持ちがわかりません。私たち夫婦は共働きで年収もさほど変わりません』
経緯をまとめると、これまで旦那さんも投稿者さんも投稿者さんの親に経済的にサポートしてもらっていて、投稿者さん夫婦の旅行も援助を受けているとのこと。食事や旅行の援助を義両親が羨ましく思っていることから、旦那さんも「自分の親を連れて行ってあげたい」と言い出し、夫婦間でいざこざが生まれてしまったようです。この投稿にママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
旦那さん、パートナーの両親から恩恵を受けすぎて感覚が麻痺しているのでは?
『あなたの旦那、あなたの親への感謝がないのかね』
『あなたの実家がなんでもしてあげすぎだよ。してもらえることが当たり前になっちゃうよ』
結婚時も普段も、投稿者さんの両親に経済的なサポートを受けてきている旦那さん。娘とその結婚相手を大事に思う投稿者さんの両親の愛情がうかがえます。しかしかえって、「サポートを受けすぎて旦那さんも義両親も調子に乗っているのでは?」と推測しているママがいました。経緯を考えると、旦那さんがむしろ普段からお世話になっている投稿者さんの両親に、感謝の気持ちとして旅行をプレゼントしたいと思ってもおかしくありません。それにもかかわらず、自分の親にだけ旅行に連れて行ってあげたいと考えるのは、援助に慣れ過ぎてしまっているのではないでしょうか。
貧乏コンプレックスか、素直になれないか
『自分が金持ちみたいな勘違いしてるんじゃないの。借金もなくなり、旅行や食事は嫁親持ちで自分の支出はなし。嫁も自分と同等に稼いでいるからお金も貯まってるでしょう。嫁親にやってもらうことが当たり前になって、むしろ自分の親が楽しいことがないことを理不尽だと思ってそう』
旦那さんの考えについてさらに深く考察しているママたちもいました。結婚時に奨学金の返済がなくなり普段の支出も少ないために、旦那さんは今経済的な余裕が生まれていて、一方で自分が何かを金銭的に負担する機会が少ないかもしれません。そのため、自分の親はいいものの、投稿者さんの両親にお金を出すことに消極的になっている可能性も。さらには純粋に「妻の親は金持ちだから好きに旅行ができるけれど、自分の親はお金がなくてかわいそう」という思いから、今回の言動に至ったのかもしれません。
『コンプレックスがあると思うよ。でも奴隷ではないみたいな。自分が世話になってばかりなのはわかってるけど素直になれない』
『「両家の経済格差を改めて認識して悲しくなった→どうしようもないけど腹立たしくなった→なにも言えない→ムッ!」かな』
また投稿者さんが「うちの親も旅行に連れて行ってあげてよ」と返した際に不機嫌になった理由については、「自分が世話になっていることを理解しているからこそ拗ねたのでは?」というコメントもありました。旦那さんとしても、投稿者さんの両親から経済的援助を受けていることは頭ではわかっているものの、プライドやコンプレックスから素直に感謝の気持ちを出せないのかもしれません。
婿入りなら、結納金や奨学金と旅行は分けて考えてもいいかも
『旦那があなたの籍に入ってるとしたら結納金を出してもらったことや結婚祝いをもらったことは、普段の食事と旅行代金の負担とは別に考えてもいいんじゃないの?』
『旦那さん、あなたの籍に入ってるんだよね? 旦那側から見たら車も奨学金も結納金みたいなものでチャラと思ってるのでは?』
結納金代わりに投稿者さんの両親が旦那さんに車をあげたとのことですから、旦那さんは投稿者さん側の婿に入っていると考えたママも。となると旦那さんは、投稿者さんの両親の援助は「婿に入ったから家族なのだから当然」と認識しているのかもしれません。家庭によって事情が異なる話ではありますが、今までの結納金や援助と、義両親への旅行のプレゼントは別問題と捉えてもいいのでは? という意見もありました。
親孝行するなら夫婦平等、親からの援助は受けないほうが健全かも
『「親孝行したいならお小遣いでどうぞ。家計から出すなら両家平等に」だな』
『実家と義実家、今までにそれぞれしてもらったこと、してあげたことを一覧にして見せてあげたら? その金額がどれだけになるか見せてあげたらいい』
『あなたがもう実家に頼らないようにする。旦那にも「いろいろと不公平になっているし、あなたの親にまで援助させられないから私たちも自立しましょう」と言って、援助したいなら自力でするしかないと自覚させるしかないよ』
義両親や旦那さんの図々しさにモヤモヤしている投稿者さん。ママたちからは「そもそも投稿者さんの親が援助をしすぎている」という意見もありました。投稿者さんが不平等さを感じるのは自然なことでしょう。これまでどのくらいお互いの親からお世話になったかを書き出して、旦那さんに図々しさを自覚させては? という意見もありました。
しかしそもそも、投稿者さんの親を頼っているのは旦那さんだけではなく、投稿者さんも同じです。投稿者さんが親孝行を平等にしたいのであれば、自分の親からの援助をなしにしてみてはどうでしょう。そうすれば「うちに親がこんなに援助しているのに」という思いもなくなるのはないでしょうか。投稿者さんと旦那さんで、お互いの親の経済格差を感じる場面はこれからも増えていくはず。今回の件を機に、夫婦で今後の援助の受け方などを話し合ういい機会としたいですね。
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文・AKI 編集・しらたまよ イラスト・よし田
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