33歳にして全試合出場…現地紙がMFコケを特集「アトレティコでの新たな歴史を刻む」

　アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFコケの今シーズンについて、スペイン紙『マルカ』が10日付けで伝えている。

　4日に行われたコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）ラウンド32・マルベーリャ戦で0−1の勝利を収めたアトレティコ・マドリードは、クラブ記録に並ぶ公式戦13連勝を達成した。次戦のラ・リーガ第19節オサスナ戦（12日）で新記録を樹立できるか注目を集めているが、同紙は前回その13連勝を達成した2012年8月から10月にもプレーしていたコケを特集。キャプテンマークを巻く同選手について「アトレティコでの新たな歴史を刻む」と見出しをつけた。

　現在33歳となったコケは今シーズン、レギュラーの座を一部の選手に譲ってはいるもののディエゴ・シメオネ監督の信頼は厚く、ここまで全試合に出場。そのプレーの安定感とリーダーシップから、ベンチスタートからでも重要な役割を果たしている。

　アトレティコ・マドリードとの契約は最終年を迎えているとされるが、「限られたプレー時間の中でもその態度や貢献が輝いている」と同紙は評価。ベンチにいる時でも高いモチベーションを維持する姿勢は他の選手たちにとっての手本となっており、ラ・リーガで2位につけるチームの精神的支柱にもなっているようだ。

　色褪せぬ活躍を見せるコケを中心に、アトレティコ・マドリードは2020-21シーズン以来のリーグ優勝を果たすことができるか注目を集めている。