寒くなると首回りが暖かいフード付きパーカーがとっても便利!
その反面、洗濯してもなかなかフード裏が乾かないといったデメリットも大きいですよね。
そんな「パーカーのフード裏が乾かない問題」を解決するべく、カインズの「パーカーが乾きやすいハンガー」とニトリの「フード部分が乾きやすいパーカーハンガー」を実際に使用して比較してみようと思います。
◆カインズ「パーカーが乾きやすいハンガー」2本組 598円(税込)
カインズの「パーカーが乾きやすいハンガー」は、フードを持ち上げるアームとハンガーが一体化したタイプになっています。
袋から出してみると、ハンガーとフードを引っ掛けるアームが折りたたまれているので、まずハンガーを開くときは中央のフック部分を外します。
最初はフックが硬すぎて困惑しましたが、フードを引っ掛けるアームと、ハンガー部分を反対方向にそらしながら押すと外れやすかったです。
型崩れしないようにハンガーのアームを調節できるので、洋服のサイズに合わせて使用できるのが大きな特徴です。
パーカーは重さもあることからハンガーのサイズが合っていないと肩部分に跡がついてしまうことがありましたが、パーカーのサイズによってアームを伸ばすことが出来れば、型崩れが防げるので、これなら大き目パーカーにも対応できますね!
◆ニトリ 「フード部分が乾きやすいパーカーハンガー」2P 249円(税込)
ニトリの「フード部分が乾きやすいパーカーハンガー」は手持ちのハンガーに引っ掛けて使用するタイプになっています。
こちらは手持ちのハンガーを使用できるので大人用から子ども用まで対応しているといったメリットがあります。ハンガーを引っ掛けるフックが上部、下部の両方で使用できるため、洋服に合わせて高さを調整することができるんです。
◆カインズのパーカーハンガーはタートルネックを干すのにも使える!
カインズのパーカーハンガーは上部のアームにフードを被せる形なのでフードをしっかりと固定することは出来ないのですが、フードの左右をしっかりとハンガーにかぶせることでパーカー裏をしっかり乾かすことが出来ました。
大き目のフードだと多少もたつく感じはありますが、全体的に風通しが良くなったのと、なによりハンガーと一体化なので手軽さが嬉しいです!肩幅の調整ができるので、メンズの大きいパーカーも干しやすいのが◎!
さらに、タートルネックを干すのにも便利でした。フード同様に首回りが乾きづらかったので、1つ持っておくと便利なアイテムだと思います。
◆家族構成や使用シーンで使い分けたいアイテム
ニトリのパーカーハンガーは、フードをしっかりと固定することができました。ハンガー一体型ではないものの、小さな子どもが居る場合は、ニトリのパーカーハンガーのほうが家族みんなで使用できるという点でオススメです。
フードを挟んで固定できるため、多少風が吹いてもフードが落ちてしまう心配もなく、そのまま干していた時と比べて圧倒的に早く乾くので、ストレスフリーです!
ハンガーのフックが狭くなっていることで風でハンガーが落ちることがないのも嬉しいポイントでした。
フード裏を乾かす目的で考えると個人的にニトリのパーカーハンガーのフードが固定できる点に安心感があると感じました。
ただ、ハンガーと一体化という点ではカインズ商品も魅力的です。
我が家では子ども用ハンガーを使用するシーンも多いため、ニトリのパーカーハンガーを使用する頻度のほうが多くなりそうですが、それぞれの家族構成や使用するシーンによっても変わるかもしれませんね。
<文/鈴木風香>
【鈴木風香】
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama