【写真】アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピットの実子たち、成長した姿
■エンタメ界の大物、ビヨンセ&アンジーの子どもが成長
【ブルー・アイビー・カーター】
ミュージック界のパワーカップル、ビヨンセとジェイ・Zの間に生まれたブルー・アイビー。まだお腹の中にいた2011年、MTVビデオ・ミュージック・アワードでステージデビューを果たした彼女は、9歳にしてグラミー賞を獲得。ほかにもIVY PARK x adidasコレクションのモデルや、楽曲参加、MV出演、ツアーでダンサーを務めるなど、両親のプロジェクトで活躍してきた。昨年はさらに映画『ライオン・キング:ムファサ』で声優を務め、スクリーンデビュー。役どころはもちろん、母ビヨンセが声を務めるナラの娘キアラ役。公開直前にジェイ・Zに性的暴行疑惑が浮上するも、プレミアでは親子揃ってレッドカーペットに登場し、無敵ファミリーであることを強調した。また、クリスマスに行われたビヨンセのNFLハーフタイムショーにもゲスト出演するなど、少しずつ、でも確実に活躍の場を広げている。
【シャイロ・ジョリー、ノックス&ヴィヴィアン・ジョリー・ピット】
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの6人の子どものうち、実子である18歳のシャイロと16歳の双子ノックス&ヴィヴィアン。『マレフィセント』でオーロラ姫の子ども時代を演じ、映画デビュー済のヴィヴィアンは、アンジェリーナ製作のブロードウェイミュージカル『アウトサイダー』にアシスタントとして参加。トニー賞の授賞式にも出席し、プロデューサーとしての第一歩を華々しく飾った。
人前に出るのが好きではないというノックスは、ガバナーズ賞授賞式でアンジェリーナをエスコートし、『エターナルズ』のプレミア以来3年ぶりにレッドカーペットに登場。あまりスポットライトを浴びて来なかったノックスとヴィヴィアンが、2024年は注目を集めた。
また、ロサンゼルスの著名ダンススタジオ「Millennium Dance Complex」にてダンスを勉強中のシャイロは、5月に18歳の誕生日を迎えたことを機に、苗字からピット姓を外す手続きを行い話題を呼んだ。
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【スリ・クルーズ】
トム・クルーズとケイティ・ホームズの愛娘として、小さな頃から大注目のスリ・クルーズ。昨年、アル・パチーノやライザ・ミネリ、エイドリアン・ブロディ、ティモシー・シャラメら錚々たる顔ぶれを輩出したことで知られるニューヨークの名門芸術高校、ラガーディア高校を卒業し、ペンシルバニア州ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学に進学。ファッションを専攻しているとか。芸能活動は一切していないにも関わらず、帰省の度にパパラッチにキャッチされ、また成人を迎えたことでトムの莫大な信託財産を手にしたと報じられるなど(ケイティが否定)、注目度は超ド級。2025年以降もこの流れは続きそう。
【アップル・マーティン】
グウィネス・パルトローとクリス・マーティンの愛娘アップルは、これまで目立った活動がなかったものの、近年とみに動きが活発化。2023年にはシャネルのショーでフロントロウに初登場。4歳の頃すでに、かのカール・ラガーフェルトに将来はシャネルガールになると宣言されていたとか。昨年は世界中のリッチな子息と令嬢が集うパリの舞踏会「ル・バル・デ・デビュタント」に参加し、社交界デビューを果たした。ペアを組んだお相手レオ・ヘンケル・フォン・ドナースマルクは、ドイツ出身の映画監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク(『善き人のためのソナタ』『ツーリスト』)の息子で、オーストリア・ドイツ貴族の末裔でもある由緒正しいネポベイビー(!)。また母のライフスタイルブランド「Goop」の製品開発に携わった経験もあり。今は大学生の彼女だが、卒業後の進路を視野に入れて活動の幅を広げている可能性が。
■母そっそくりの美貌が話題 注目高まる大家族俳優長女&演技派イケメン俳優息子もデビュー
【サンデー・ローズ・キッドマン・アーバン&フェイス・マーガレット・キッドマン・アーバン】
ニコール・キッドマンと夫キース・アーバンの娘、16歳のサンデーと14歳のフェイス。2人は昨年、ニコールが功労賞を贈られた第49回AFI生涯功労賞ガラにて、レッドカーペットデビューを果たした。華々しく紹介されたのはこれが初めてだったものの、2人はニコールが出演するドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』でエキストラを務め、アニメ映画『アングリーバード2』でもひな鳥の声を担当していたそう。
またサンデーは、10月にパリ・ファッションウィークで行われたミュウミュウのショーでモデル活動をスタート。ニコールとキースも娘を応援している。姉妹はこのアワードシーズン、母とともに授賞式やパーティー出席に大忙し。ティーンにして、美貌の母そっくりと囁かれている2人は、今後も活躍が期待できそう。
【カルメン・ボールドウィン】
主演&製作のウェスタン映画『RUST(原題)』の撮影現場で起きた銃誤発射を巡る刑事訴訟がついに決着し、ほっとしているであろうアレック・ボールドウィン。ヨガインストラクターの妻ヒラリアとの間にもうけた11歳の長女のカルメンは、小さな頃からヒラリアのインスタグラムに登場してが、今年3月に、美容のためのレシピ本『Glowing Up: Recipes to Rock Your Natural Beauty』を母と共著で上梓予定。美容に夢中なプレティーンの彼女が、何年もかけて研究してきたレシピが掲載されているそう。また彼女は、大家族のボールドウィン家を追う2025年放送開始予定のリアリティ番組『The Boldwins(仮)』にも出演する予定。
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マシュー・マコノヒーと、元モデルで実業家の妻カミラの3人の子どもたちは美男美女揃いで有名。特に注目なのが現在16歳の長男リーヴァイ。両親とともに度々レッドカーペットに登場している彼は、昨年、マシューと一緒に自動車「リンカーン」のアンバサダーを務め、キャンペーン動画にも出演。そして、クリス・プラットやリンダ・カーデリーニらが出演する『Way of the Warrior Kid(原題)』で本格的に俳優デビューを果たす。すでにインスタグラムとTikTokに公式アカウントも設立しており、本腰を入れた活動が期待できそう。
このほか昨年は、ジェイソン・モモアとリサ・ボネットの子どもたち、17歳のローラ・イオラニと16歳のノキア=ウルフや、リーヴ・シュライバーとナオミ・ワッツの17歳の息子サーシャ・シュライバー、そしてマット・デイモンの25歳の長女アレクシアと18歳の次女イザベラ、15歳の三女ジア、13歳の四女ステラなどがレッドカーペットに登場し、注目を集めた。もはやネポベイビーの特権を議論する向きは過去のものなのか、それともその反動なのか、はたまたただの仲良し家族なのかは判断に迷うところだけれど、この流れは2025年も続きそう。
(文・寺井多恵)