フォルクスワーゲン、新型ゴルフRとゴルフRヴァリアントを日本初公開。最高出力は333馬力に達する

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2025年01月11日 12:50  AUTOSPORT web

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東京オートサロン2025にて日本初公開された新型『ゴルフR』
 フォルクスワーゲン・ジャパンは1月10日、千葉県の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2025にて新型『ゴルフR』および新型『ゴルフRヴァリアント』を日本初公開した。発売は1月下旬以降を予定している。

 ゴルフの最上級グレードとなる新型『ゴルフR』および新型『ゴルフRヴァリアント』は新型ゴルフをベースにさまざまなアップデートが施されている。内外装に加え、先代モデルから強化されたエンジン出力、高度な電子制御シャシーによりクラスの常識を超えた性能を実現したという。

 また、新デザインのLEDヘッドライト、イルミネーション付きVWエンブレム、リアコンビネーションランプ、そして新形状のバンパーやベンチレーショングリルが、よりシャープでスポーティーな印象を与えている。さらに、1本あたり8kgと軽量な新19インチアルミホイール『Warmenau(ヴァルメナウ)』をオプションで設定可能となっている。

 インテリアでは、タッチ式スイッチや大型のパドルシフトを備えたステアリングホイール、中央に大きく回転計を配する専用デザインのデジタルメータークラスターなど、ここでもRモデルだけのエレメントも少なくはない。

 シートはヘッドレスト一体化のスポーツシートで、ベースはブラック/ブルーのR専用デザインのマイクロフリースシート。『R Advance』ではシート側面部分にカーボン調エレメントを配したナパレザーシートを標準装備する。

 そして注目はパワートレインのチューニングだ。新型『ゴルフR』、『ゴルフRヴァリアント』のパワートレインは、EA888エンジンファミリーとしてもっとも高出力なチューニングが施され、最高出力は先代から13馬力アップの333馬力を5,600〜6,500rpmで実現。そして最大トルク420Nmを2,100〜5,500rpmで発生させるとのことだ。

 全域で力強いエンジン特性を実現し、ターボラグを感じさせないレスポンスの良さを強調したという。吸排気可変バルブタイミング機構、排気側の2段階バルブリフト量可変機構を備え、電子制御化されたクーラント制御の採用や徹底した内部損失の低減などによって、0-100km/h加速タイムは4.6秒を記録している(欧州仕様計測値)。

 車両本体価格はゴルフRが7,049,000円(税込)から、ゴルフRヴァリアントが7,579,000円(税込)から。発売は1月下旬以降を予定している。

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