俳優吉村界人(31)が11日、主演映画「Welcome Back」公開記念舞台あいさつを都内で行った。
本当の強さとは何かを問いかけるボンシングロードムービー。川島直人監督が構想から7年かけた作品で、減量やボクシングの準備に1年半かけて臨んだ。「ぜいたくな時間だと思った」と撮影を振り返った。
また「僕が幼いころ、父がボクシングをやっていたと母から聞いて、運命というか、忘れられない作品になると思ってクランクインした。クランクアップしてもそう思っている」とし、「勝負の世界は勝ち負けがはっきりしている。そういうスポーツの世界に携われて、光栄だし感謝しています」と話した。
共演したボクシングトレーナーで俳優の松浦慎一郎(42)は、映画「百円の恋」(14年)で共演した吉村とのエピソードを披露。「10年前、日本アカデミー賞授賞式の時、トイレで吉村くんから『僕もボクシング映画やることあるんですかね』、と言われて。それが現実になって、人生って面白い」。吉村は「僕も感慨深い」と笑顔で話していた。
三河悠冴(30)、宮田佳典(38)、優希美青(25)も登壇した。
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