「いや〜、でも子どもは自然に任せてたので……本当はもう少し早く欲しかったんですけど、ちょっと遅くなっちゃったなって。ようやく授かってよかったです。こんなにかわいいならもっと早く産みたかったな〜」
私は明るく本音を話してみました。娘のかわいさに少々浮かれていたのもあると思います。
私はアンを抱っこして、モモカさんの目の前にずいっと出しました。かわいい娘の成長を一緒に喜んでほしいと思ったのです。ところが、モモカさんは一瞬表情を強張らせたと思うと……耳を疑うような言葉を発しました。
かわいい娘に優しい夫、アンが生まれてからのこの2年は幸せの連続でした。親切な義両親もアンをとてもよくかわいがってくれて、産後帰省したときにはモモカさんも私を労わってくれました。
今回は連休を利用した帰省ということもあり、義姉のモモカさんにも久々に会うことができました。成長したアンのことも姪っ子としてかわいがってくれると信じて疑っていなかったのですが……モモカさんから返ってきた言葉は「アンちゃんはブサイク」「近寄らせないで」など、心ないもの。
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【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・林檎りん 編集・塚田萌
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