1月18日、WRC世界ラリー選手権に参戦しているヒョンデ・シェル・モービスWRTが、最高峰クラスの“RC1”で走らせる2025年型ヒョンデi20 Nラリー1の新たなカラーリングを公開した。
『Ctrl C, Ctrl V』という言葉を添えて日の目を浴びた2025年型ヒョンデi20 Nラリー1は、2024年シーズンのカラーリングを全面的に踏襲したイメージデザインが施された。
もっとも注目すべき変更点は、コントロールタイヤが変更された事に伴ってタイヤメーカーのロゴがピレリから、ヒョンデと同じ韓国ブランドのハンコックへと改められていることである。
2024年シーズンは、長年チームとともに挑戦を続けてきたティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組とともにドライバーズ/コドライバーズタイトルを獲得したヒョンデ。
2025年のラインアップには若干の変更があり、ヌービル組と元王者のオット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組を続投する一方、新たにMスポーツ・フォードWRTで活躍したアドリアン・フルモーを獲得した。
3台目をパート参戦のクルーを中心に運用してきた2024年から変わり、2025年へ向けて3台固定のラインアップを築いたヒョンデ陣営。迎える新シーズンはドライバーズ/コドライバーズ選手権の防衛はもちろん、安定したポイント加算を目する体制でトヨタからのマニュファクチャラー選手権奪還を目指す。