参加しているドライバーは、トヨタについてはチームが走らせている車両は各チームの所属ドライバーがステアリングを握り、開発車両の90号車は初日は坪井翔/山下健太の2024年チャンピオンコンビがメインでドライブした。ただ2日目以降、TGR TEAM CERUMO、TGR TEAM SARDのドライバーたちも参加予定だという。また今回はTGR勢全体のリザーブドライバーとして登録された小高一斗が昨年に続きTGR TEAM WedsSport BANDOHに帯同。また2025年はGT300で戦う予定の平良響もTGR-Dのシャツを着てテストに帯同している。
各陣営ともまちまちのメニューであるためタイムは一概には比較できないが、セッション1はModulo Nakajima Racingの64号車シビック・タイプR-GTが1分49秒552を記録しトップに。TEAM IMPULの12号車ニッサンZニスモGT500、STANLEY TEAM KUNIMITSUの100号車シビックが3番手に続いた。
夕刻のセッション2は、開始時はまだかなり明るく、ナイトレースの雰囲気はそれほど感じられなかったものの、セッション開始から1時間ほどが経過すると夕焼け、さらに終盤は夜間の走行となった。レースでも終盤は暗い中での戦いとなりそうだ。このセッション2はSTANLEY TEAM KUNIMITSUの100号車シビックが1分48秒996を記録しトップタイム。KONDO RACINGの24号車ニッサンZが1分49秒200で2番手、TEAM IMPULの12号車ニッサンZが3番手に続いた。