【モデルプレス=2025/01/19】俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時〜※初回は25分拡大)の第1話が、19日に放送された。ある伏線が話題を集めている。<※ネタバレあり>
【写真】「御上先生」松坂桃李の伏線回収シーン◆松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーとなっている。
◆「御上先生」伏線回収が話題
私立高校・隣徳学院へ派遣されることとなった文科省官僚の御上孝(松坂)。担任となった3年2組の生徒29人は、突然の担任交代ましてや官僚の教師に驚きや動揺を隠せない一方、嫌悪感、好奇心…と様々な表情で御上を見つめていた。一方、御上の赴任により副担任となった教卓の近くに控えている副担任の是枝(吉岡里帆)は居心地悪そうに立っていた。そんな中、御上は一人の生徒を気にかけていた。それは、報道部の部長・神崎拓斗(奥平大兼)。教師の不倫を暴いて学校新聞に載せ、退職に追いやったことをきっかに、“要注意人物”として扱われている。
その後日、神崎はさっそく御上について調べ上げ、文部科学省で天下り斡旋の不正に加担し、ほとぼりが冷めるまで制度を利用してこの高校に来たということを書いた新聞が校内に広まる。しかし御上は顔色一つ変えることなく「だいたいにおいて事実」だとあっさり認め、神崎からの質問に答えていく。御上は「天下り斡旋の責任を取ってここに来たのは事実だ。でも不思議なことに、僕にはそんなことをやった記憶がまったくない」と罪を被せられたことを示唆しつつ、教育を変えるために入った文科省を手放したくなかったこと」を打ち明け、神崎が記事にしたものは闇ではないと諭す。そして神崎へ「もし本当に闇を見る気があるなら、今日の放課後ここで話そう」と呼びかける。
一度は帰ろうとする神崎だったが、御上を教室で待つことに。席に座り向かい合うと、御上は数枚の写真を取り出し神崎の前に並べる。そこには神崎が不倫をリークした教師・冴島(常盤貴子)がコンビニで働く現在の姿が収められており、「今年の国家公務員総合職試験で、殺人事件が起こったのは知ってるよね?」と放送冒頭でも映し出された殺人事件について切り出すと、「気づいちゃったんだよね…。闇の中で、その事件と僕の不正とこの学校と文科省が繋がってるかもしれないことに」と“バタフライ・エフェクト”として、小さな出来事が連鎖して大きな出来事に繋がっているのではないかと言う。
今回の放送を受け、様々な衝撃展開に反響が寄せられる中、ネット上で御上が校内に入った蝶々を外へ逃がすワンシーンについて「これが『バタフライ・エフェクト』の伏線?」「たしかにあそこだけ雰囲気違ったよね」「違和感あったところがすっきり!」「繋がってる」「やっと意味が分かった」と注目を集めている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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