岩佐歩夢がレーシングブルズ/RBの旧型車テストでイモラを走行。ザウバーのボルトレートはF1デビューの準備に集中
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2025年01月25日 08:50 AUTOSPORT web
レーシングブルズ/RBとザウバーは、今週、イタリア・イモラで行っていた旧型車でのテストを、1月23日に終了した。両チームともに、テストについての情報を公式には明かしていないものの、最終日にそれぞれ岩佐歩夢とガブリエル・ボルトレートを走らせたことが分かっている。
今週、アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリは天候に恵まれず、最終日もウエットコンディションとなったが、気温はその前の2日間ほど低くはなかった。初日の角田裕毅と2日目のアイザック・ハジャルに続いて2023年型アルファタウリAT04のステアリングを握ったのは、岩佐だった。
岩佐は午前中に4回のランを完了、ピットストップとスタートの練習も行った。午後には8周ずつのスティントを実施し、タイヤの温度を良い領域に保つために、途中スローラップをはさみつつ走行、再びピットストップおよびスタート練習も行った。岩佐は合計84周を走行、非公式なベストタイムは、インターミディエイトタイヤでの1分32秒1だった。
水曜から2日間にわたりテストを行ったザウバーは、初日にニコ・ヒュルケンベルグとボルトレートを走らせた後、2日目最終日にはボルトレートのみを起用した。2025年にF1にデビューするボルトレートは、この日、ピットストップとスタートの練習にほとんどの時間を費やした。
ザウバーにとって今週のテストの目的は、新加入するふたりのドライバーにマシンのシステムとチームの作業手順に慣れさせることだった。そのため、木曜日のボルトレートの周回数は合計30周にとどまり、そのうち計測ラップは5周のみだった。ボルトレートは、一日のなかで路面コンディションがベストだった午前セッション終盤に、1分30秒3(非公式タイム)を記録している。
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