2月6日に、小室圭さんの母・佳代さんの自伝エッセイ『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社)が出版された。書籍の内容は、主に佳代さん自身の半生や女手一つでの子育て、料理のレシピなどだ。
「版元の出版社も、本書に関するプロモーションや宣伝を積極的に行っていないほか、自伝執筆について事前に圭さんと眞子さんに何も知らせていなかったそうなので、“まさか暴露本なのでは”と皇嗣職の職員たちも発売日まで戦々恐々としていたところでした。
しかし内容を読む限りでは、佳代さんと元婚約者X氏との金銭トラブル、秋篠宮家との関係については触れられていなかったため、ほっと胸をなでおろしています」(宮内庁関係者)
だが、この自伝エッセイのなかで紹介されている“あるレシピ”に関係者は眉をひそめたという。
「自伝エッセイには、これまでに佳代さんが圭さんのために作ってきた料理レシピが手書きのイラストとともに掲載されています。その一つに『具だくさんスープは息子の大好物』との文言とともに“ミネストローネ”のレシピが載せられていました。
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ほかのレシピは《ほうれん草とポテトのグラタン》など、シンプルに料理の内容のみ記載されているケースがほとんどですが、ミネストローネについては《ミネストローネ(命のスープ)》とされているのです。ミネストローネは栄養価が高いスープとして知られていますが、それを“命のスープ”と呼ぶ人はあまり多くはないと思われます」(前出・宮内庁関係者)
自伝エッセイを確認したところ、括弧つきのレシピは複数見受けられるが、《リンゼンスープ(レンズ豆のスープ)》《チキンカチャトーラ(鶏の狩人風トマト煮込み)》など、そのほとんどが材料などに関するものだった。
皇室担当記者が語る。
「じつは皇室関係者のあいだでは、“命のスープ”とは、美智子さまがお作りになるコンソメスープのことを指しているのです。美智子さまは入院したご友人などにお見舞いとしてよくスープを差し入れられており、12年に心臓手術を受けられた直後の上皇さまも、美智子さまがお作りになられたスープを召し上がっていたそうです。
‘14年、美智子さまの帽子をデザインしてきた著名な帽子デザイナー・平田暁夫さん(享年89歳)が亡くなられた時も、逝去の直前に美智子さまが『平田さんに飲んでいただきたい』とお見舞いとして白い器に入ったコンソメスープをご用意されていたのです。
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いつしか、このコンソメスープは“命のスープ”と呼ばれるようになり、雅子さまも美智子さまからレシピを引き継ぐ形で、陛下や愛子さまのご体調が優れないときにこの秘伝のスープを振舞われているそうなのです」
前出の宮内庁関係者が続ける。
「一時は元内親王の義母として、皇室との交流が生まれるのではないかとされていた佳代さんですが、元婚約者との金銭トラブルが発生して結婚に反対する声が多く上がった結果、いまは秋篠宮家とは絶縁状態にあります。実際、事前の了承なしでの自伝エッセイの出版には秋篠宮家へのリスペクトが感じられないと、紀子さまはお怒りを隠せないご様子だったそうです。
トラブルが発覚しなければ佳代さんも皇室の“親戚”ということになったでしょう。ミネストローネのレシピにあえて“命のスープ”という副題を付けた背景には、未だに捨てきることのできない皇室への憧憬があるからではないでしょうか」
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