《“食べることは生きること”といいます。私という一般人の経験や料理が、どなたかの心の灯火になりますよう祈るばかりです》
2月6日に発売された小室佳代さんの自伝本『ブランニューデイ あたらしい日』。
佳代さんは秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんの母親である。本の帯には、冒頭のように佳代さんの願いが記されていた。
遺族年金の不正受給疑惑を報じられた過去
「この著書の中には、佳代さんの料理に関するエピソードが多く描かれています。ほかにも夫である敏勝さんとの出会いと別れ、圭さんの誕生やどのような教育方針で育てたのかなど、佳代さんの思いが綴られています」(皇室担当記者、以下同)
しかし、金銭トラブルを抱えていた元婚約者の竹田さん(仮名)ついては、一切触れられていなかった。
「敏勝さんの亡き後、佳代さんは“新しいパパ”を探そうと奔走していたそうですが、そうした記述や敏勝さん以外の男性については書かれていません。むしろ、佳代さんの心の中に敏勝さんがずっといるような描かれ方をしていました。世間を騒がせた金銭トラブルにつながるような話は避けたのでしょう」
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‘17年、佳代さんは竹田さんとの間に約400万円の金銭トラブルが発覚。’21年に竹田さんに『解決金』を支払い、事態は収束した。ところが、彼女の金銭トラブルはこれだけにとどまらなかった。
「遺族年金の不正受給疑惑があったのです。敏勝さんは‘02年3月に亡くなっていますが、佳代さんは直後の4月から遺族年金を受給しているはず。しかし、その後に彫金師の男性と同棲を始め、事実婚のような状態に。実は事実婚となった場合、受給権利を失う可能性があるのです。それでも年金を受給し続けていた佳代さんに不正受給疑惑が浮上しました」(皇室ジャーナリスト、以下同)
インター進学は圭さん本人が決断
佳代さんの疑惑はほかにもあった。
「佳代さんは‘18年の春から、適応障害を理由に、正社員として勤務していた洋菓子店を休むようになりました。同店が加盟する東京都洋菓子健康保険組合から、傷病手当を受け取っていたそうです。しかしこの間、佳代さんは知人が経営するレストランで仕事をしていたと報じられました。別のお店で勤務していたとなれば、手当の不正受給に該当する可能性もあったのです」
‘21年10月、あるジャーナリストが佳代さんの2つの不正受給について告発したが、結果的に不起訴処分となった。
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さらに、過去に交際していた彫金師との間にも1600万円の金銭問題があったと報じられている。一方、今回の自伝本では、そんな小室家のお金の管理方法についても明かされた。
「本書によると、‘02年に亡くなった敏勝さんが残したお金は佳代さんと圭さんで分けて、それぞれ自己管理すると決めたそうです。圭さんは10歳のとき、自分に分けられたお金でインターナショナルスクール(以下、インター)に進学したいと発言したといいます。もちろんインターへの進学は相当な学費が発生します。佳代さんは圭さんの分のお金の大半を失うかもしれないと最悪のケースがあることを助言したそうですが、それでも圭さんの考えは変わらなかったといいます」
金銭面でトラブルが報じられることが多かった佳代さん。しかし、小室家の実情は意外にも、個人でお金の使い方を決める方針だったようだ。自伝本の発売で、佳代さんに対する世間のイメージは変わるのだろうか。