三重県在住の40代女性・Hさんは10年ほど前のその日、幼い息子を連れてプールに遊びに行っていた。
そこで少し目を離した隙に、息子がどこかへ行ってしまって......。
画像はイメージ
<Hさんからのおたより>
10年ほど前、幼稚園児だった息子と2人で大型レジャー施設のプールに行きました。
家から近いということもあり、息子が3歳の時から何度も行ったことがある施設です。
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その日は浮き輪が風にあおられ飛んでいってしまって、その時だけ目を離してしまって......。
ヤンチャそうな茶髪のカップルが...
そのすきに息子が1人でその場を離れてしまっていました。
「こんな広いプールでどうしよう!! 浮き輪なんかほかって息子から目を離すんじゃなかった! もし溺れたりしたら......!」
そう思うと気が気ではなく半泣きで焦っていたら、いかにもやんちゃそうな茶髪のカップルが異変に気づいてくれて、大声で名前を呼んで探してくれることになりました。
私も探しに行こうとその場を離れようとしたら、お兄さんが彼女に「ここのプール探して!」と言い、私にも「お母さんはもし戻った時にお母さんいないと息子くんびっくりするからここから離れないで。俺はあっちのプール行くから!」とてきぱきと指示を出してくれました。
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数分後、息子はお兄さんに肩車してもらい、嬉しそうに話をしながら戻ってきました。
それからなんとしばらくの間、お兄さんが息子と遊んでくださったのでした。
息子もすごく嬉しそうで、帰ってからも父親に物凄く嬉しそうに話をしていました。
本当にあの時はありがとうございました。この場を借りて、あの時のカップルにありがとうを言いたい!!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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