一人暮らしの高齢者に必要なものとは?備えたい便利なグッズやサービス5選

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2025年02月06日 18:31  All About

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高齢者の一人暮らしは増加傾向にあり、離れて暮らす家族にとっては親の安否が気になるものです。頻繁に帰省できない場合、見守りグッズやサービスが心強いサポートとなります。今回は、高齢者が安心して暮らすために役立つアイテムやサービスをご紹介します。
高齢者の一人暮らしは増加傾向にあり、離れて暮らす家族にとっては親の安否が気になるものです。頻繁に帰省できない場合、見守りグッズやサービスが心強いサポートとなります。今回は、高齢者が安心して暮らすために役立つアイテムやサービスをご紹介します。

サービス1:見守りセンサー付き家電

見守り家電は、冷蔵庫やポット、電球などの日常家電を活用し、離れて暮らす家族の安否確認をサポートします。

たとえば、見守りカメラは家の様子をスマホで確認でき、異変時に迅速な対応が可能です。一方、見守り電球は点灯・消灯の状況から安否を確認し、通知機能で見守る側に知らせます。また、冷蔵庫やポットは利用頻度を感知する仕組みで、生活スタイルを崩さず自然に見守れるため、負担が少なく安心です。費用が手軽なのも家電のメリットで、目安は以下のとおりです。

【費用目安】
・見守りカメラ:5000円〜
・見守り電球:本体のみ1万円〜、サービス利用料1000円前後〜(月額)
・見守り電気ポット:5500円〜、サービス利用料3300円〜(月額)

サービス2:スマートウォッチ

スマートウォッチは、腕に装着するだけで健康管理や安全をサポートしてくれる便利なアイテムです。心拍数や血圧、歩数の測定ができるほか、GPS機能で自分の居場所を確認できるタイプもあります。また、転倒したときや体調が悪くなった際に異変を検知し、家族や救急機関に通知を送る機能が付いたモデルもあり、万が一のときに頼りになります。

「操作が難しいのでは?」と思うかもしれませんが、シンプルで使いやすい設計になっているため、機械が苦手な方でも安心して使えます。一人暮らしでも、安全に暮らせる心強い味方として、検討してみましょう。価格は、数千〜10万円近くまでと幅広く、備わる機能もまちまちです。

サービス3:配食サービス(宅配弁当)

一人暮らしでは、栄養バランスの取れた食事を作るのが難しいこともあります。そんなときに便利なのが配食サービスです。お弁当を自宅まで届けてくれるため、料理が苦手な方や買い物が負担になっている方にぴったりです。さらに、介護食や減塩食、糖質制限食、消化にやさしい食など、健康状態に合わせたプランを選べる点も魅力的です。

また、決まった時間に食事を届けてくれるため、安否確認を兼ねた見守りサービスとしても活用でき、安心感を得られるでしょう。気になる費用目安は、1食当たり100〜880円ほど。量や好みに合わせて選べます。

サービス4:防犯カメラ付きドアホン

防犯カメラ付きドアホンは、一人暮らしのセキュリティ対策として欠かせないアイテムです。室内の画面で来訪者を確認できるため、知らない人が訪ねてきても安心です。また、録画機能が付いたモデルなら、不在時に誰が訪問したかの履歴を確認できるので、防犯面での安心感が増します。

ドアホンには、音声対話のみのシンプルなものから、高解像度カメラや自動録画機能が搭載されたモデルまでさまざまなタイプがあります。訪問者の顔をはっきり見たい場合は、高解像度カメラを搭載したものを。また、玄関周辺を広く見渡せる広角レンズ付きモデルなら、カメラに映らない場所からドアホンを押す不審な人の動きもチェックできます。費用の目安は1万4000〜5万円と開きがあります。必要な機能や予算に合わせて選びましょう。

サービス5:お薬カレンダー

薬を飲み忘れないための「お薬カレンダー」は、高齢者にとって便利なアイテムです。

まず、薬をカレンダーのように曜日と時間が一覧になった壁かけシートにセットします。それだけでも、一目で飲むべき薬を確認できます。さらに、アラームと「お薬カレンダー」がセットになっている商品であれば、アラームを設定した時間になれば通知してくれます。飲み忘れを防止することができます。お薬カレンダー100円ショップでも購入できます。アラームと「お薬カレンダー」がセットになっている商品の目安は約5000円ほどです。

まとめ

一人暮らしの高齢者が安心して快適に暮らすためには、日常生活の不便を補い、万が一に備えるアイテムが欠かせません。見守りセンサーや緊急通報ボタン、防犯カメラなどのテクノロジーを活用しながら、生活を支えるグッズを取り入れて、安全で充実した暮らしを楽しみましょう。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。
(文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー))

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