店の掃除は客の目に触れないところで行われているため、実態はほとんど知られていない。ただ、知ってしまうと仕事を辞めたくなるほどダメージを受ける人もいるようだ。
投稿を寄せた40代女性(パート・アルバイト/年収350万円)は、キャリコネニュースが配信した「ラブホ清掃を2日で辞めた女性 『コップを洗って拭くのは、使用した枕カバーを裏返して…』」という記事を見て、自身の経験を思い出したという。
この記事は、あるラブホ清掃の実態について
「ラブホの部屋にあるコップ等は、使用した枕カバーを裏返してそれで拭く。洗面の鏡、蛇口その周りも枕カバーで拭く」
など、不衛生な掃除方法に抵抗を感じて仕事を辞めたと明かす内容だった。女性も衝撃の掃除方法を教えられたことがあるようだ。(文:真鍋リイサ)
|
|
「あの掃除方法を知ってからはトイレを借りることは無くなりました」
女性は今から数年前、「副業で本業とは別にパチンコ店の清掃の仕事」を始めたが、1か月で退職したそう。その理由がトイレ掃除にあった。
「パチンコ、スロット台を吹く作業から教えてもらい、床掃除の仕方、喫煙所の掃除の仕方を教わり、最後にトイレ掃除を教えてもらったのですがそれが衝撃的でした」
この掃除方法が、前述した記事のように驚きの内容だった。
「トイレブラシで便器の中を洗った後、水をかけながら便座の裏→座るところも同じブラシで磨きあげるのです。たとえ、便器の中に大便が付着していても便器の中でブラシについた便を擦り落とし、水を流してブラシの見た目が綺麗になったらそれで磨く」
|
|
いくら見た目がきれいでも、一度便がついたブラシで座るところに触れるのは、衛生的とは言えないだろう。その後、床をデッキブラシで掃除し、「最後にトイレ用のタオルで便器も床も拭き上げる」というが、見てしまった女性にとっては衝撃だった。
「どうしてもトイレブラシで便座まで磨くことが気持ち悪くて持病が悪化したことにして辞めました」
さらにその後は、パチンコ店のトイレを利用出来なくなったと明かす。
「パチンコ店には友だちの付き合いで年に数回行ってましたが、あの掃除方法を知ってからはトイレを借りることは無くなりました」
全てのパチンコ店がこのような掃除方法というわけではないだろうが、知ってしまうと確かに気持ちのいいものではないだろう。
|
|
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H